今日は、春の彼岸の中日なので(?)、
朝から、ちょいと、曲を作ってみました。
歌詞から考えるのは、ちょっと時間がかかりそうでしたから、
畏れ多くも、島崎藤村様より、お借りしました。
これって、著作権法に違反するのかな?
まあ、商用使用はしませんから、まけといて頂きましょう。
まずは、藤村の詩集から、詩を選びます。
すでに、曲のついているものは、避けて、これにしました。
『若菜集」より 春の一 「たれかおもはむ」です。
春
一 たれかおもはむ
たれかおもはむ鶯の
涙もこほる冬の日に
若き命は春の夜の
花にうつろふ夢の間と
あゝよしさらば美酒に
うたひあかさん春の夜を
梅のにほひにめぐりあふ
春を思へばひとしれず
からくれなゐのかほばせに
流れてあつきなみだかな
あゝよしさらば花影に
うたひあかさむ春の夜を
わがみひとつもわすられて
おもひわづらふこゝろだに
春のすがたをとめくれば
たもとににほふ梅の花
あゝよしさらば琴の音に
うたひあかさむ春の夜を
桜が咲いたら、ちょっと時季外れになりそうなので、
早々に、載せましょうね。
はい。
曲のイメージは、明治から大正時代の歌曲風。
歌詞が美文調ですので、自然とそうなりました。
作るときは、まず歌詞にカタカナドレミでメロディーをつけ、
次に、紙に書いた五線に、手書きでメロディーを書きました。
一応、決定したら、楽譜を清書し、
midiデータを作ることのできるソフトで、記入。
どこかで聴いたようなメロディーだけど、
自分では、気分よく歌えるように作りました。
上から五段目のメロディーと、
それに続く六段目の最初のところがポイントです。
ピアノ伴奏の前奏と間奏も作りましたが、
ややこしくなるので、省略です。
いやぁ、まずは、気分がいいです。
次は、何しよっかなーーぁ。