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カテゴリ:珍ヨーロッパ滞在記
昨年の大晦日の夜に、ドイツのケルンで難民による女性への集団性犯罪が発生したようです。ケルンの中央駅周辺で、1000人以上の若い男性が暴徒化し、通りかかった女性を大人数で囲んで性的な嫌がらせをしたり、金品を奪い取ったり…ということが起きたようで、被害届は増え続け、300件以上とも言われています。 その中で、「難民のほとんどが30歳以下の男性たち…。これが近い将来にドイツ国内のかなり大きな問題に発展するだろうとみられています。もっとはっきり言いますと、レイプや性犯罪の増加につながる恐れがあるのではないかと」と書きました。ですから、今回の事件を知って「やっぱりね」というのが正直な気持ち。でもこんなに早く問題化したか―とも思います。 まぁ、すべてがアラブだったとは言いませんが、「大半が北アフリカや中東の出身」だったと報告されています。この事件を受けて、メルケル首相は窮地に立たされることかと思います。最近彼女は、難民受け入れに関する国民の理解を得ようとして演説を行ったところ。今は国民に負担を強いることにもなるが、将来的には難民の受け入れはドイツにとってプラスに働く、ドイツは難民を受け入れるキャパがある、なぜならドイツは強い国だからだ! などというのがその内容でした。 ドイツのメルケル首相 でもこんな風に、集団性犯罪が報告されるようになると…。難民受け入れに反対する声が一層高まることと思います。ただでさえ、難民の男性たちが集団で行動しているのを見ると、恐怖を感じているドイツ国民。難民たちは、彼らの国では男同士で群れるのが普通だったかもしれませんが、ドイツでは男性がこうして群れていたり、しかも色の浅黒いいかにも外国人という男性たちが何人もでグループ行動していたりすると、どう考えても不自然で恐い。その気持ちも分かります。 私も初めてヨルダンに行ったとき、どこに行っても男ばかり! しかも、男が群れている。私が一人でお店とかに入ると、一斉に彼らの視線は私に向き、頭から足の先まで突き刺すようにじろじろ見られる…などということに居心地の悪い思いをしたものです。この体験については、2008年に「アラブ男性は群れるのがお好き」という記事でアップしています。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200810130005/ これをヨーロッパでやってしまうと…やっぱり引かれますよ。ドイツ国民にとっては脅威だと思います。そんでもって、性犯罪となると…。もう、あかんね。どうなる、ドイツ!? 今回の愚行に及んだ男性たちは、ほとんどがお酒に酔っていたということ。イスラムではお酒はご法度。でも実際にはアルコールを口にするイスラム教徒の割合は非常に多い。建前は「お酒禁止」ですが、実際は違う。ただ、社会では一応認められていないので、お酒はこっそり隠れて飲むしかない。 ところが、ヨーロッパなどに出てきたアラブたちは、歯止めが利かなくなる。自分の国で唯一自分を押さえていたもの…それはイスラム社会に存在する暗黙の圧力。でも自分の国を離れると、もう人目を気にすることもない。だから羽目を外してしまう。もともと「節度」という理念がないアラブ。自己鍛錬は大の苦手。そんな状態のアラブたちがヨーロッパにはうようよしています。 イスラム教徒を大量に受け入れるという、史上初かつ史上最大のプロジェクトに取り組んでいるドイツ。でも、宗教的・文化的・社会的なギャップがあまりにも大きすぎて…なかなかうまくいっていない。まずは彼らのメンタリティを知ることから始めなければ…。今後のドイツが歩むのはいばらの道。前途多難であります。
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最終更新日
2016.01.10 21:33:23
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