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カテゴリ:Caplio GX100
週に1回、午後7時半に北浦和に用事があります。雨が降っている時以外が自転車を走らせて、北浦和に向かいます。その途中にあるのが、別所沼公園です。
別所沼公園の説明を書きます。この公園は、埼玉県さいたま市南区別所4丁目にある都市公園です。約100万年前、大宮台地から湧き出した水が低地に溜まり、沼になったという別所沼を中心とした公園です。ここに行くにはJR浦和駅から出ているバスで行くか、JR中浦和駅から歩いていくか、という交通の便はあまり良くはありません。 この別所沼公園ですが、当初は昭和園と言われていました。1926年(大正15年)、深川の小島長次郎が私財を投じて沼の周囲の土地を買い、周辺に桜や藤棚などを植え、野球場やプールなどを造ったという遊観地で、当時人気があった大宮の氷川公園に引けをとらない人気スポットだったようです。この時に、沼の中央の西側に弁天島という島が作られ、1927年(昭和2年)に深川の洲崎神社より弁財天を分祀した別所沼弁財天が建てられたとのことです。1951年(昭和26年)、旧浦和市が昭和園を買い取り、別所沼公園と改称して都市公園としての整備を始めたのですが、この整備工事が市の財政を悪化させてしまい、1956年(昭和31年)に埼玉県に寄付されました。その後、2003年(平成15年)にさいたま市の政令指定都市移行を記念して、公園の管理は再びさいたま市に移管され、現在に至っています。 この別所沼公園ですが、交通の便が悪いのですが、さいたま市内にある公園の中でも人気のある公園の1つになっています。公園北部には児童広場があって、大掛かりな遊具もあることから、子ども達には大人気の公園です。公園内の別所沼では、休日になると釣りなどを楽しむ人で賑わいます。沼の周辺を走れるジョギングコースなども整備されていることもあり、ここでジョギングを楽しむ人も多く見られます。 子どもが楽しめて、釣りをする人にも楽しめて、ジョギングが好きな人にも楽しめる、そんな公園が別所沼公園です。 北浦和に到着する時間が午後7時半より早くなる、そんな時に私は時間を潰すために別所沼公園に寄ります。お店とかで時間を潰すより、公園でノンビリ時間を潰すほうが気分的に良い、そう思うから寄るわけです。私が時間を潰すために別所沼公園に寄る時間は、大体午後6時半から7時ぐらいです。 このぐらいの時間は、夕焼け空から夜空に変わる時間です。この公園を歩いて行くと、それがリアルに実感できます。夕焼け空から夜空に変わる時、別所沼公園の照明が点きます。オレンジ色の照明で、それが公園内を照らします。これが非常に美しい光景を描きます。これを見ると、ここで別所沼公園で時間を潰して良かったなって思います。 この美しい光景の写真、2016年5月5日のブログ記事に載せました。しかし使用したカメラがiPhoneだったのでキレイに撮れませんでした。高性能のスマホのカメラ機能といっても、夜などをキレイに写すには向きません。所詮は携帯電話のカメラ機能はオマケでしかありません。本物のカメラにはかなわないということです。 「どうしてもこの夕焼け空から夜空に変わる時間の別所沼公園の光景をキレイに撮りたい」 そんな思いから、つい最近、RICOHのCaplio GX100で撮ってみました。外は暗くなるということで、ISO感度を1600にして、絞り優先モードにして絞りを最大限に開放して、明るく撮れるように設定して撮りました。今回のブログは前回同様にそれを載せます。撮影時期は2016年5月中旬です。 ▲別所沼弁天です。 ▲月がキレイに別所沼公園を照らしていました。 ▲ランニングを楽しむ人々を多く見かけました。 ▲別所沼公園の禁止事項などが書かれていました。 ▲別所沼公園の沼である別所沼に、オレンジの照明が美しく映し出させれていました。 ▲何度見ても、オレンジ色の照明に照らされた樹木は美しいと思いました。 【今回の使用カメラ】
カメラのミツバ Caplio GX100ですが、Caplioシリーズのハイエンド、GXシリーズの後継機として発売されたカメラです。ただ前モデルのCaplio GX-8からはデザインもスペックも一新されていて、まったくの新シリーズといってもいいカメラになっています。リコーのGR Digitalに近いデザインと操作性を持つコンパクトデジタルカメラになっています。それでいてGR Digitalにはない点が搭載されています。CCD1/1.8インチの1000万画素でCCDシフト式手ブレ補正、24~72ミリ相当の超広角系3倍ズームがそれです(レンズの明るさはF2.5~4.4です)。その辺が単焦点デジタルカメラであるGR Digitalにはない魅力となっています。リコーの伝統芸である1センチマクロもこのカメラに引き継がれています。 このCaplio GX100の特徴ですが、ISO感度を上げると素直にノイズ(フィルムカメラで言う粒子です)が露骨に出ることです。現在のデジタルカメラはISO感度を上げてもノイズを除去してくれる機能が付いているのでノイズがないクリアな写真が撮れたりしますが、それと正反対の現象です。それはリコーの、ノイズを画像処理で無理に消そうとすると階調や精細感が損なわれてしまうため、ノイズをあまり消さずに階調やシャープさを重視するという考えから来るもののようです、私は、ISO感度が高いフィルムを使うと粒子が荒くなる…ノイズが現れるのは当然と思う人間なので、この辺は気にならなく、むしろこういうカメラの方がカメラらしいと思いました。余談ですが、私はこの荒れ方が好きだったりするので、ISO感度を設定できるデジカメではISO1600などにしていたりしています。 このCaplio GX100ですが、ホットシューに装着するEVF(光学ファインダ)が同梱されています(されていない物も発売はされていました)。これが非常に優れた光学ファインダで、覗くとと液晶ディスプレイの表示され、それを見ながら、カメラの設定を行うことが出来るようになっています。Caplio GX100はGR Digital同様に、F値とシャッタースピードを簡単に手動で設定できるようになっているため、EVFを覗きながら状況に応じてそれを簡単に設定し、写真を撮ることが可能です。個人的にはフィルムカメラでも写真を撮るので、ファインダの覗いて写真を撮る、そのことに全く違和感がありませんでした。 ▼良かったらクリックして下さい。 にほんブログ村 【最近読んだ本】 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ぼくらのコブラ記念日 [ 宗田理 ] 楽天ブックス 宗田理さんの「ぼくらシリーズ」の20作目です。第1作から、主人公の菊地英治を始めとする”ぼくらのメンバー”を見守ってきた瀬川老人の死が近づいた時に、瀬川は英治らが見舞いに訪れた際に「息子に会いたい」と告げます。それには、瀬川老人の秘密が隠されていました。ある事件に巻き込まれて息子さんと離れ、戸籍上では死亡したという形をとっていたのです。英治ら”ぼくらのメンバー”は、お世話になった瀬川老人のため、息子さんを探しながら、ある事件の解決に挑みます。 第1作目の「ぼくらの7日間戦争」で中学生だった”ぼくらのメンバー”も、もう高校生になっています。そして彼らの最大の理解者であった瀬川老人も年をとり、もう死期が迫っています。このシリーズも20作目を迎え、みんなが年を重ねたんだな、と思いました。 この小説で読んでいて思ったのは、何故「コブラ記念日」なのだろうってことでした。それはラストに明かされます。読みやすい文章でスイスイと私は夢中になって読み、最後に「コブラ記念日」の意味を知って納得しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月21日 05時42分43秒
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