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カテゴリ:Anny HALF
【Anny HALF】旧古河庭園 春のバラフェスティバル2019【フィルムカメラ】コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が5月31日まで延長になりました。 そのため、東京都北区西ケ原にある都立庭園である旧古河庭園で開催される、春のバラフェスティバルは、旧古河庭園は当面の間休園ということになり、少なくとも5月31日までは中止となりました。 仕方ないですネ。 旧古河庭園のバラ園には、約100種199株のバラがあり、それが咲き誇る時期に開催されるのが春のバラフェスティバルなんですが、このイベントには多くの人が集まるため、感染の恐れがある、だから少なくとも、緊急事態宣言の延長期間である5月31日までは、とても開催できない、ということです。 ただ、この緊急事態宣言、5月31日をもって解除されるのかが分からないため、下手したら旧古河庭園の春のバラフェスティバル自体が中止なんてこともある、そんな状況です。 非常に残念に思っている方は多いでしょう。 そこで今回のブログ記事は、そんな人のために、2019年に開催された、旧古河庭園で開催される、春のバラフェスティバルの写真を載せます。 使用したカメラは、1967年頃に発売された子供向けハーフサイズカメラのAnny HALFです。使用フィルムは、富士フイルムの業務用フィルム ISO100です。撮影時期は2019年4月頃です。 撮影した日は、晴天でISO100で十分に綺麗に写真が撮れました。 こんなキレイなバラが、普通に見に行けるようになる日が来ることを祈ります。 【今回の使用カメラ Anny HALF】今回の使用カメラは、Anny HALFというカメラは、豊栄産業有限会社が作った電池がいらない機械式の完全なフルマニュアルのハーフサイズカメラです。そのAnny HALFですが、情報が少ないカメラです。調べて分かったのは、ベースとなったカメラは同社が発売していたボルタ判カメラのAnny 10らしいこと、1967年頃に発売されたこと、カメラ屋さんではなく、文具店や玩具店ルートで売られていたとのこと、その程度です。 販売ルートを見て、このカメラは、当時高額でカメラを購入できない子供ら向けに作られたカメラ入門機として発売されたカメラと思われます(販売当時の価格は2,600円で、子供らにとっては高額で、子気軽く買うことが出来るカメラではなかったようです)。昔は、この手のカメラは多く作られていたのようで、オモチャカメラと呼ばれていたとのことです。今の分類でいうならトイカメラになるんでしょう。 しかし、オモチャとは言えども、構造を見ると、子供に向けてしっかり作り込まれたカメラなのが分かります。レンズはホーエイ40mm、F8というものが使われていますが、ガラスで作られています。シャッタースピードはバルブ(B)とインスタント(I)の2速(後者はどうやら1/50と思われます)選択できます。F8、F11、F16の3種類絞りの調整が出来、しかもオモチャのカメラとは思えない6枚羽根の絞りになっています。最低限のフルマニュアルカメラの機能を持っています。今の安っぽい作りのトイカメラより優れたカメラです。 私は、このカメラを作った豊栄産業有限会社という会社について分かりません。というのも、いくら調べても情報が出てこないのです。ただこのAnny HALFの構造を見ると、写真を撮りたい子供らのために会社が真剣に作った、そのことだけは分かります。 【今回の使用フィルム FUJIFILM フジフイルム 業務用フィルム ISO100】 思い出写真工房 この写真を撮った時の富士フイルムの業務用フイルム は、400円程度でした。それが今はなんと850円です。フィルムの価格の高騰が進んでいることを思い知らされます。 にほんブログ村 ▲良かったらクリックして下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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