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テーマ:動物写真選手権w(1)
カテゴリ:写真クラブ
写真家・小原玲さん 報道現場での悔しさ苦さ 希望や喜び 人の心動かす
写真週刊誌『フライデー』のエースとして数々のスクープをものにし、天安門事件の写真が米誌『LIFE』のベスト・オブ・ライフに選ばれた小原玲さん。今、アザラシの赤ちゃんやかわいい小鳥・シマエナガを撮っています。なぜ? (西沢亨子) アザラシ撮影中の小原さん(本人提供) 高校生の頃から「高校生フォトグランプリ」などで最高賞を取っていた小原さん。大学卒業後の1984年、その年創刊された『フライデー』に入りました。 「最初はスクープの喜び、みんなの好奇心の最先端にいる高揚感がありました」。脳梗塞で倒れた田中角栄が入院した病室で点滴を打つ姿を捉えたのも小原さん。車のボンネットに乗って車内の人物を写すのも最初に始めました。 「でもだんだん写真が人を傷つけるようになって。高校の頃、自分の写真で周りが喜ぶ感覚と違ってきて」 高校時代、同級生を撮ることで友達が増えるのがうれしくて、写真を撮っていました。『フライデー』をやめ、憧れだった沢田教一のような報道カメラマンを目指しフリーに。その時代に撮ったのが89年の天安門事件の写真です。多くのメディアが退避する中、最後まで天安門広場に残った十数人の一人、最前列にいました。 手をつなぎながら天安門広場から退去する学生たち=1989年6月4日未明(小原玲撮影) 伝えたかった非暴力貫く姿 「一番評価されているけれど、実は一番悔しい写真です。広場を占拠した学生が戦車に立ち向かう場面と受け取られた。でも実際は、話し合いで退去を決め、ゆっくり撤退しているところです。当時、広場で3万人虐殺されたとの報道もありました。でも広場内では一人も死んでない。外の記者が『何人死亡のもよう』と第一報を打ち、根拠のない数字が独り歩きする。いったん報道が過熱すると『いやこうだった』といっても聞いてもらえないんです。伝えたかったのは、手をつないで最後まで非暴力を貫く学生の姿だったんです」 その後、『タイム』『ニューズウィーク』などに写真を提供する米国の写真通信社ブラックスターに入り、湾岸戦争などの紛争地を取材。しかし自分の見たものを伝えられない悔しさが付きまといました。 「イスラエルに入ってイラクからミサイルが飛んでくるのを待ってるんです。弾頭がついてなくてダンプが突っ込んだ程度の被害。そこに世界中のメディアがわーと行く。イスラエルが破壊しているパレスチナの方が被害が大きいだろうとヨルダン川西岸に入りましたが、その写真は使ってもらえない。ソマリア内戦でも、飢餓に苦しむ子どもの姿を伝えられたら役目が果たせたと思えるんですが、日本で週刊誌を回ってもまったくダメ。載ったのはラーメン屋特集で、あーこれに負けたのかと」 小原玲著『もっとシマエナガちゃん』(講談社)から 環境を考える入り口になる 自身の内部にも苦さがありました。 「ソマリアで、どこに行けば痩せた子がいるかと探し回る自分にハッとする。嘆き悲しむ人を、その時は涙を流して撮るんだけれど、ホテルに帰ってビールを飲みながら『今日はいい仕事ができた』と思う。人が不幸なほどいい仕事になるみたいになって、自分は何をしているのかと…」 そんな時きた仕事がアザラシの赤ちゃんの撮影でした。その写真を、電車の中で女性がそっと手帳にはさむのを目撃。赤ちゃんがかわいくて撮りまくった気持ちが伝わったうれしさに「どうせ撮るなら、こんなふうに大事にされる写真を撮りたい」。動物写真家への転身を決めました。 小原さんの撮るアザラシや小鳥には表情やユーモアがあります。自分が楽しんで撮っていると写真も自然とそうなると言います。 28年間、アザラシを撮る中、温暖化でカナダの流氷が激減するのを見ました。 「かわいいだけの写真と思われるかもしれないけど、環境問題に関心を持つ入り口としての力があると感じます。報道時代も含めて思うのは、人の心を動かすのは悲しい写真じゃない、悲惨な中でも、そこにある希望や喜び、美しさです。多くを見てきた中でいま次世代に見せたいのは、共に生きる生き物のかわいさなんです」 おはら・れい 1961年生まれ。著書・写真集に『アザラシの赤ちゃん』『流氷の伝言』『ほたるの伝言』『シマエナガちゃん』ほか 「しんぶん赤旗」日刊紙 2017年12月18日付掲載 同じ、タテゴトアザラシを撮影した写真は、「しんぶん赤旗」日曜版 2009年1月11日付に、浅尾省五さんの写真が掲載されていました。 氷上の天使001 posted by (C)きんちゃん 氷上の天使002 posted by (C)きんちゃん 写真家の年代は異なりますが、撮った思いは通ずるものがあると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月05日 22時10分05秒
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