テーマ:たわごと(26613)
カテゴリ:政について
なぜ円高が続いてきたのかの鍵は日本が保有する債権の量にある。 海外投資で儲けた分、国内の金利、株安で投資先を失った円は、海外の資産、債権を増やし続けてきた。 海外で活躍する企業の決算がどんなに順調でも、国内に還元されることがないため、国内経済は低迷を続けてきた。 日本、22年連続で世界最大の債権国に 2013年5月28日 ウォールストリートジャーナル日本版 日本は2012年も世界最大の債権国となり、その座を22年連続で維持した。近年輸出は不振に陥っているものの、年末にかけての円の急落で対外資産の評価額が増えたことが影響した。 財務省が28日発表したデータによると、日本の円建てによる対外純資産は12%増となり、再び首位をキープした。2位と3位には中国とドイツが続いた。 だがアナリストらは、日本の債権国トップの地位は今後も保証されているわけではないと指摘する。日本は輸出低迷と国内原発の稼働停止による化石燃料の輸入急増で巨額の貿易赤字が続いているためだ。4月の貿易収支も10カ月連続の赤字となった。 …(略)… 2012年末の日本の対外純資産は296兆3200億円。 前年比30兆8900億円の増。 2位の中国は213兆6600億円、3位のドイツは121兆9000億円。 アベノミクスで国内のお金が動き始めれば個人の金融資産が多い日本経済は好転する。 日本銀行券を多く発行し、国債をドンドン償却しても日本経済は好転する。 金利上昇で財務官僚の顔色が青くなろうが、経済は好転する。 円安はエネルギー価格の上昇により貿易収支を悪化させるが、投資の収益があがりつつあるため資本収支を好転させる。 国内景気の好調と金利上昇は海外からの投資マネーを呼び込み急激な円安の進展を阻む。 既得権温存(産業構造維持?)のためムダ使いを放置したまま財政規律の強化を続けた財務省と、バブル崩壊以降金利上昇に拒絶反応を示していた日銀が長期の国内経済低迷の主犯であることが明白になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月30日 09時30分35秒
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