カテゴリ:環境・自然災害
地球温暖化が叫ばれ、2015年は地球全体の気温が過去最高を記録した。
北極の氷床が縮小し、ホッキョクグマの生息域が狭まっていることが報じられている。 一方ペンギンが住む南極の氷床は拡大し続けていた。 コラム: 南極圏の氷、「4年ぶり拡大停止」の意味 2016年1月18日 ロイター メディアが注目するのはいつも北極圏の氷床だが、南極圏では注目すべき動きが生じつつある。南極圏の氷床の拡大は4年ぶりにストップした。そして実際のところ、氷域は平均的な水準を下回ってしまったのだ。 南極圏の氷床には、地球上の淡水の約61%が保持されている。北極圏の氷床が2000年代に大幅に縮小する一方で、南極圏の氷床は同じ時期に数次にわたって成長してきた。 2015年が始まった時点で、南極圏の氷床の広がりは1979年の観測開始以降で最大の水準にあり、長期的な平均値よりも極端に広がっていた。7月までは海氷が異常に多い状況が続いたが、その後、急速な縮小が始まった。 2015年8月には月間の海氷域が2011年11月以来初めて平均水準を下回った。2015年を通じて、海氷域は平均水準の近傍で推移した。 1月6日の時点で、海氷域はこの日までの30年間の平均をわずかに下回るだけだが、相対的には過去10年間で最低の水準が観測されている。 2015年には地球全体の気温が過去最高を記録したが、これが氷床縮小の直接的な原因であるかどうかは不確実だ。南極圏の海氷の今後の動向については、なおさら予想できない。 …(略)… 南極の氷は増加している Skeptical Science 科学的知見... 東南極内部の陸氷は増加してるに対し、全体的に南極の陸氷の減少は加速しています。南極の海氷は、温暖化してる南極海にもかかわらず増加してるのです。 懐疑論... 「南極の氷の総量は、30年前モニターし始めた人口衛星の観測によれば、記録的に多いとされてる。単純に南極圏は雨が降るためには寒すぎで、この状態は長い間続きます。肝心なのは、南極あたりの氷は今まで以上に多いということです。(Patrick Michaels)」 ここで肝心なのは、南極の陸氷と海氷の減少は二つに分けて区別する事です。南極の氷に関する報道は多くの場合、陸氷と海氷の区別がされてない。南極の氷の傾向を総合すると: •南極の陸氷は減少しており、その速度は加速している。 •南極の海氷は南極海の温暖化にもかかわらず、増加している。 …(略)… 総合すると、南極の海氷は複雑かつ独特な現象です。単純に南極圏は寒冷化してるという説明は十分ではありません。温暖化はおきています -- 地方によってどんな影響があるかはもう少し複雑です。 地球の新陳代謝はとても複雑だ。 これらのことが何を示すのか、即断できそうもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月17日 19時35分26秒
コメント(0) | コメントを書く
[環境・自然災害] カテゴリの最新記事
|
|