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『猫楠 南方熊楠の生涯』 水木しげる(著) 角川文庫 1996年10月25日 「ネイチャー」に論文が掲載されることは、現代で も大したこと。 熊楠は明治時代半ばに渡英し、それを成し遂げてい た。 大英博物館の嘱託員となり研究活動。 孫文と親交を持つなど、信じられないような大活躍。 理性界と幽冥界に生きた熊野が生んだ知の怪人、 熊楠の生涯を、妖怪と人生をともにした水木しげるが 漫画で描いた傑作。 ![]() 目次 第1話 「大怪人」との出合い 第2話 那智山中の幽霊村 第3話 わが思いの貴婦人 第4話 山高帽で訪問 第5話 田辺の親分 第6話 神狩り戦争 第7話 人魚の裁判 第8話 蟻の研究 第9話 日高川踊り 第10話 柳田国男 第11話 猫楠の招待 第12話 高野山 第13話 権蔵との戦い 第14話 南方研究所 第15話 大いなる哀しみ 第16話 天皇陛下 第17話 転生 対談 水木しげるvs中沢新一 解題 荒俣 宏 解題 中沢 新一 あとがき 年譜 ![]() 天衣無縫とは熊楠のためにあるような言葉。 自然保護の観点から、明治政府の神社合祀政策に 体を張って反対。 熊楠は神道で唱える「神」「命(みこと)」だった。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月28日 06時00分11秒
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