テーマ:エッセイ(95)
カテゴリ:読書
日本の少子化対策は遅々としてすすまない。有権者の高齢化もあり、少子化をすすめる岸田内閣に対し、自民党は財源問題を提起しけん制した。 林真理子氏は“人生の達人 ” 生きやすくなるヒント満載 「成熟スイッチ」14万部突破 2023年2月15日 日刊ゲンダイDIGITAL 作家・林真理子(68)の新書「成熟スイッチ」(講談社)が昨秋の発売以来、順調な売れ行きをみせ14万部を突破したというので話題だ。 成熟に向かうためのヒントが満載の同書。WEBサイトでは「成熟スイッチ相談室」を開設し、こちらも唸る名回答ばかりである。 「会社での出世の限界もとっくに見えていて、なんのために仕事を頑張ればいいのかわからなくなってしまいました」という57歳のサラリーマンへ、「人生消化試合」にしないため、こんなアドバイスを送っている。 「もう十分に働いてきたのですから、そんなに深刻に考えなくていいのでは」として、2つのことをすすめている。①いまいる会社の若い人のために、貴方が何かやってあげること、そして②(会社以外で)自分が好きなことにとことんのめり込んでみること、だ。 … (略) … ①をあげた理由として「年をとった人の人生の充実は、若い人に向けて何をしてあげられるかに尽きる」、②は「趣味を楽しむプロフェッショナル」になり「楽しそうに生きている人の背中は周りの希望ともなるし、人生が充実するから」だという。 老いとの付き合い方、中高年向け人間関係の心得なども説き、それらも参考になると評判。こうした人生訓では、作家の五木寛之氏、解剖学者の養老孟司氏、思想家の内田樹氏らが売れっ子だが、林真理子氏はそこにも名を連ねるにふさわしい人生の達人のようだ ― 引用終り ― 実は若かろうが、年寄りだろうが一緒なのだ。「人生の充実は、人に向けて何をしてあげられるかに尽きる」、「趣味を楽しみ、人生を充実させる」とすると幅広い年齢層向けの今の社会が認める言葉になる。その方がカッコいいというのは、時代の流れ。 気を付けた方がよいのは、時代の流れにのるのは案外と難しく、「普通」が常に変化していると知ること。例えば、パワハラ、セクハラなど、昔は「普通」にあったことが、現代は犯罪、犯罪的とされる。意味が分からなくとも心得ておいた方がよい変化は意外と多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月03日 06時00分09秒
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