テーマ:年金制度はどうなるの?(330)
カテゴリ:少子高齢化 退職金/年金
資金運用で経済成長の果実を得るには、株式で運用するのがもっとも効果的。 巨大な資金の場合、市場が連動するので、アクティブ運用で超過利潤を得るような器用なマネはできない。 市場は成長するが短い期間でみると縮小する時期もある。 2018年秋以降のトランプショックは、世界の株式市場が縮み上がった。 18年10~12月の年金積立金運用 本紙試算 2019年1月5日 しんぶん赤旗 国民の公的年金の保険料を原資として株や債券で運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2018年10~12月の資産運用で過去最悪の2倍近い、14兆円を超える損失を発生させた可能性があることが、本紙の試算で分かりました。 東京証券取引所で昨年12月28日に行われた昨年最後の取引終値は、日経平均株価が2万0014円77銭(前年末比12%減)、東証株価指数(TOPIX)も1494.09(同18%減)と、前年比でいずれも大幅な落ち込みとなりました。 この結果、昨年9月末時点と比べても大幅に下落。 また、日本だけでなく世界的にも株価は下落しています。 …(略)… そこで、GPIFの9月末時点の運用資産にこれらの収益率を乗じて計算したところ、14兆円を超えるマイナスという結果になりました。 資産の運用方法によっては、この試算結果とは若干の誤差が生じますが、GPIFの運用はTOPIXなどの株価指数に連動する方法が大きな比重を占めているため、現実の損失も試算結果に近いものとなりそうです。 …(略)… 短期のことではあるが、年金資産は約165兆円の8%強が評価損が発生したようだ。 年金資産の運用は、株式市場の暴落に巻き込まれるし、しかも円高が急激に進行した場合も損が発生する。 もちろん株式市場のことなので、逆転して高騰する可能性はある。 資本主義の終わりでなければ、株式市場は拡大する。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月03日 12時00分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[少子高齢化 退職金/年金] カテゴリの最新記事
|
|