テーマ:国際政治(22)
カテゴリ:ロシア、ソ連
戦争は陸海空の物流を阻害する。
ウクライナの主な輸出産品は、穀物、鉄・鉄鋼、希少金属を含む鉱石、電子機器。 最大の貿易相手国は輸出、輸入とも中国。 ウクライナだけでなく、中央アジアの海に面していない国々の物流も阻害する。 2022年2月25日 ジェトロ・ビジネス短信 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、中央アジア周辺での物流に影響が出始めている。 外洋に接していないカザフスタンやウズベキスタンなどの中央アジア諸国は、欧州との貿易にロシア経由のトレーラー輸送を利用することが多い。現在、ロシアとウクライナ国境、ベラルーシとポーランド国境、ロシアの黒海沿いのノボロシースク港経由での物流が機能しておらず、ジョージアのポティ港・黒海経由での輸送も難しくなりつつあることから、物資輸送に支障が発生している。 カザフスタンの物流企業クルーズ・ロジスティクスはジェトロのインタビューに対し、「現時点では、中央アジアと欧州間の貨物輸送はイランのバンダルアバス港などを経由するルートを使うしかない」と話す。また、中国と欧州や「一帯一路」沿線国を結ぶ国際貨物列車「中欧班列」についても「影響の顕在化は時間の問題ではないか」との認識を示している。 ― 引用終り ― 2022年1月、液化石油ガスの上限価格が撤廃されて販売価格が2倍に急騰したことに対して一部の国民が反発し、カザフスタン西部地域で市民の抗議活動が始まった。 抗議活動は次第に暴力的行動をとるようになり、警官隊との大規模衝突が発生。
1月5日、トカエフ大統領は、内閣を事実上更迭し、全国土に非常事態宣言を発令。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年02月26日 16時00分05秒
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