テーマ:ウクライナ(156)
カテゴリ:ロシア、ソ連
ウクライナは欧米諸国に対ロシア戦の武器供与を求める一方で、世界の武器市場で武器を自ら調達している。使い慣れた旧ソ連・ロシア製の武器市場は幅広く存在する。大量の武器が必要となったロシアと熾烈な武器の争奪戦が起きていることも報じられている。 9月に入り、西側諸国からの供与も含めて武器を整え、必要な訓練を済ませたウクライナ軍の綿密な計画に基づく、ロシア支配地への反転攻勢が始まった。 ロシア軍「パニック状態で逃げ出した」か ウクライナ情勢 2022年9月15日 朝日新聞デジタル 英国防省は15日、ウクライナ北東部ハルキウ州の大部分から撤退したロシア軍をめぐり、撤退の際に貴重な装備品を放棄していったと指摘した。「一部の部隊の無秩序さと局所的な指揮統制の破綻(はたん)の可能性を浮き彫りにしている」と述べた。 ウクライナ軍は9月上旬からハルキウ州で反転攻勢に成功し、州の大部分を奪還した。英国防省はロシア軍部隊の一部が撤退の際に「明白なパニック状態で逃げ出した」とし、砲撃を中心とするロシア軍の戦い方を支える、対砲兵レーダーなどを放棄していったと指摘している。 ― 引用終り ― ハルキウ周辺のウクライナ北東部地域でウクライナ軍の優勢、ロシア軍の撤退による領土奪還が続いている。 大量の武器をそのままにして撤退を急いだロシア軍は、ウクライナに対する「最大の武器供給源」と揶揄された。 ウクライナ侵略戦を短期決戦で想定していたロシア軍は、兵力、武器、食糧などの兵站体制が不足していた。 ハルキウ攻略に失敗したロシア軍は、兵站の不備と兵士の不足、士気の低さ、硬直的な軍の指令構造が相まって、弱体化した。 ウクライナ軍は、ロシアの兵站を断ち、物資の集積拠点を破壊し、武器と使用訓練を終えて、反撃の時を迎えた。 武力制圧された地域のロシア兵をすべて排除する日は遠い。 プーチン大統領肝いりのクリミヤ大橋を破壊されて、ロシアはウクライナに向け大量のミサイルを放った。 精密誘導ミサイルの3分の2を使い果たし、「ロシアの非武装化」が進んでいると揶揄された。 ウクライナ国防相が主張 共同通信 2022年10月15日 ウクライナのレズニコフ国防相は14日、ロシア軍が今年2月にウクライナに侵攻して以来使用した精密誘導ミサイルの種類と内訳をツイッターで公表した。ロシア軍が保有しているとされるミサイルのうち、既に3分の2を使い果たしたと主張し「ロシアの非武装化」が進んでいると皮肉った。 レズニコフ氏は、侵攻前のロシア軍には計1844発があったが、今月12日時点で残っているのは609発だと指摘。「ウクライナの民間施設に対し、数百発の高精度ミサイルを使ったため、軍事目標への攻撃能力を低下させている」とし、「ロシアの敗北は避けられない」と述べた。 ― 引用終り ―
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最終更新日
2022年10月22日 06時00分12秒
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