テーマ:宝塚歌劇団(2)
カテゴリ:映画・ドラマ・スター
2023年9月29日、宝塚歌劇宙組の新トップコンビ、芹香斗亜(せりか・とあ)&春乃(はるの)さくらの大劇場お披露目公演「PAGAD(パガド)~世紀の奇術師カリオストロ~」「Sky Fantasy!」(作&演出・中村一徳)が、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた。 9月30日、7時ごろ、兵庫県宝塚市の高層マンションに住む宝塚ジェンヌの有愛きい(25歳)が敷地内で死亡しているのが発見された。 「長身でスタイル抜群なので目立ってた」 死亡したAさん(25)が前日に立った“宙組舞台”の様子 理事長は「現時点では詳細は公表しません」 「週刊文春」編集部2023/10/01 兵庫県宝塚市。武庫川に臨む地上18階建ての高層マンションの最上階から身を投じた女性は、トップ娘役になることを夢見たタカラジェンヌだった――。 「9月30日午前7時過ぎ、マンション住民が敷地内の駐車場で女性がうつ伏せで倒れているのを発見し、110番通報。女性は花壇の植え込みに倒れていた。着衣に乱れや事件性をうかがわせる傷がなかったため、自殺と見られています。駆けつけた捜査員がマンションを調べたところ、通路に彼女の所持品と思われる手提げ鞄を発見し、身元が判明したのです」(社会部記者) 宝塚歌劇団の宙組に所属するタカラジェンヌA(25)。 彼女は1998年、京都市で140年以上続く由緒ある老舗商店に長女として生まれた。15年4月、宝塚音楽学校に入学。 「もともとお母さんが宝塚に熱心でした。小さい頃から可愛らしくてね。その後、お父さんが『娘が宝塚に入ったんだ』って嬉しそうに話していました」(一家の知人) ー 引用終わり ー 10月2日、宝塚歌劇団は宝塚大劇場の宙組公演「PAGAD(パガド)~世紀の奇術師カリオストロ~」「Sky Fantasy!」の上演を今月8日まで中止すると、公式ホームページで発表した。9日は休演日で10日以降の上演は未定。 10月7日、宝塚歌劇団は宙組公演「PAGAD(パガド)~世紀の奇術師カリオストロ~」「Sky Fantasy!」の上演を10月22日まで中止を延期すると発表した。 千秋楽は11月5日。 10月7日、宝塚歌劇団の木場健之理事長(60)が宝塚市の劇団内で会見。事態解明のため弁護士による調査チームを発足したと発表した。9月30日に死亡した25歳の現役タカラジェンヌの芸名は遺族の意向を尊重して明らかにしなかったが、宙組の生徒であることを認めた。 宝塚歌劇団は、経営母体の阪急電鉄とは関わりのなかった大手弁護士事務所に調査を新規で依頼。上演中止を延長した上で宙組生全員にヒアリングを行い、原因や問題点に関する報告を受ける。公正を期すため劇団側はヒアリングには立ち会わず「予断を持たずに結果を受け止める。ゼロベースで考えたい」と木場理事長は延べ、他の4組への調査も「必要があれば」とした。 故人は10月19日に予定されていた新人公演で下級生を率いる最上級生にあたり、亡くなった当日が稽古の初日だった。 宝塚歌劇団員が死亡 結果は「近日中にお知らせします」 MBSニュース 2023年11月11日 宝塚歌劇団は団員が急死した問題で、外部弁護士らからなる調査チームから調査報告書を受領したとして、近日中に明らかにすると発表しました。 9月30日、兵庫県宝塚市で宝塚歌劇団の「宙組」に所属する俳優の女性(25)が自宅マンションの敷地内で死亡しているのが見つかり、警察は自殺の可能性もあるとみて調べています。 歌劇団では外部の弁護士による調査チームが聞き取りなどを行っていましたが、11日に歌劇団は10日夜に調査チームから調査報告書を受領したと明らかにしました。 歌劇団は調査結果について「今後の改革の方針とあわせて、近日中にお知らせいたします」としています。 歌劇団は「このたびの調査結果ならびに各組・スタッフ等との話し合いを通じて出てきた課題に対して真摯に向き合い、変えていくべきものについては、全力で改革に取り組んでまいります」としています。 ー 引用終わり ー 文春の報道と宝塚歌劇団側の発表をみていると宝塚歌劇団の隠ぺい体質が気になる。「ジャニーズ問題のようにならなければよいのだが」と心配するヅカファンの声も散見される。 web上で情報が飛び交う時代に情報隠蔽、引き伸ばし策をとると、現在と過去の事実と憶測が取り混ぜられて情報の塊となり、収拾が付かない事態となることは、ジャニーズ事務所の例をみても分かる。 現在のような歌劇団側の対応ですすむと、根本的な組織体質変革や解体再編を「世論」から迫られることが予想される。 事態の早期解明と再発防止策が発表されることを期待する。 【全文公開】宝塚いじめ騒動 トップ合格、異例の出世で悪質な噂を流されたことも 2023/11/6 NEWSポストセブン 天海祐希も宝塚で苦悩を経験(写真は2023年) 100年以上の歴史を持つ宝塚歌劇団からは、これまで数多くの名優が巣立っていった。その中でも一際輝きを放っているのは、天海祐希だろう。だが、宝塚でスターダムを駆け上った彼女もまた、在籍中はさまざまな“悪意”と対峙していた。 … (略) … 当時の音楽学校の生活は、軍隊並みの厳しさだったという。起床は4時半、早朝6時過ぎから8時過ぎまでは、音楽学校特有の掃除の時間だった。綿棒や筆まで使って、教室から廊下、校内の至るところのすみずみまでほこりを取り除く。それでも残ってしまったほこりを見つけられ「これなあに?」と先輩からの嫌みな言葉が飛んだ。 《「ほこりです」とも言えないから、謝るしかないんです。口答えも、反論もできないんです》 宝塚在籍時の1994年、天海は雑誌のインタビューでそう話していた。ハードなのは掃除だけではない。休みは日曜日だけで、毎日、日本舞踊に演劇にバレエにタップの稽古が続く。「鼓笛行進」といって、1時間ひたすら行進するカリキュラムもあったという。出来が悪ければ、容赦なく本科生からの厳しい声が飛んだ。 「天海さんを支えたのは、“高校を中退してきたのに、辞められない”という反骨精神でした。送り出してくれた両親に面目が立たない。そういう価値観が彼女の原動力になっていたのでしょう」(前出・演劇関係者) どれだけつらくても黙々と日々の稽古に耐えていた天海だが、上級生に対し、怒りを露わにしたことがあった。もはや指導とは言えない「いじめ」を目撃したときだ。 「同期の1人が、本科生からいじめを受けたことがあったんです。そのとき天海さんは“1人だけをいじめないでください”と憤慨した。理不尽な理由で同期が課せられたトイレ掃除を、“私も一緒にやります”と買って出たこともあったそうです。 そうした上下関係を見てきたからでしょうね。天海さんが本科生になったときには“夢を見せる存在である宝塚が、こんな規律に縛られていてはいけない”と、リーダーシップをとってルール改革をしたそうです」(前出・別の演劇関係者) 「いくらかかったんですか?」 現在、宝塚全体を揺るがす有愛さんの自死の背景には、歌劇団内部にはびこるいじめ体質があったと囁かれている。今年2月には、『週刊文春』が、宙組所属の娘役・天彩峰里がヘアアイロンを押し当てて後輩の額をやけどさせたなどとする「いじめ疑惑」を報じた。被害者の「Aさん」とされたのが有愛さんだった。別の宝塚関係者が話す。 「有愛さんはこのやけど騒動当時“大ごとにしたくない”という姿勢でした。しかし記事が出たことで、有愛さんが“週刊誌にリークした犯人”と噂されるようになっていた。それが、彼女を二重に苦しめました」(現在、第三者チームによるヒアリングが行われているが、宝塚は結果の公表時期は「現時点では未定」と回答した) ー 引用終わり ー 情報の文春へのリーク者は有愛さん以外の者、有愛さんを「犯人」にしたのはその者か、いじめの関係者とみるのが順当な推測。
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最終更新日
2023年11月15日 06時00分11秒
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