テーマ:自然災害(12)
カテゴリ:テーマパーク 遊び場 旅
「コンテナホテル」の利用が順調に拡大し、毎月2店舗のペースで増えているという。 「車両型」の見た目は「コンテナ」がトレーラーに載ったような外観。建築用コンテナモジュールで地上の基礎に定着させた「建築型」もある。 室内は全体の約8割がダブルルーム、残りがツインルーム。寝心地を重視して、ベッドは「シモンズ製」。各部屋に電子レンジが設置されており、スーパーなど周辺の店舗で弁当などを購入しても、手軽に温めて食べられる。短期の宿泊利用に十分な冷蔵庫、空気清浄機も備えている。 各部屋が独立しているため、駐車場が近く、周囲の部屋の音が響きにくい。 軽食&ホットドリンク付きのプランも用意されている。 部屋稼働率は約80%(開業1年以上が経過した店舗のみの集計)、リピート利用率は約40%。 稼働率80%の理由は? 2024年3月5日 ITmedia ビジネスオンライン コンテナホテルがじわじわ増えている理由は? 日本各地に、コンテナを並べたビジネスホテル「コンテナホテル」が続々と誕生している。2018年12月、栃木県に1号店をオープンした「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード、以下:R9)」は、24年2月末時点で77店舗2696室まで拡大している。 使用しているのは建築用に開発された専用のコンテナモジュールで、ドアを開けると、ベッドやデスク、風呂、トイレが付いた住空間が広がる。 立地はいずれも郊外のロードサイドで、ほとんどのお客がクルマで訪れるという。開業当初こそ手探りだったが、出店を重ねるうちに需要をつかみ、スピーディーに拡大。今のところ閉店は一つもなく、近年は毎月2店舗ペースで出店している。 ブランド誕生から5年が経過した現在、稼働率は約80%(開業1年以上が経過した店舗のみの集計)、リピート率は約40%にのぼるという。 … (略) … ●出張者がメインだが、地元客も少なくない R9の利用状況を見ると、立地によって多少事情が異なるが、ビジネス目的の利用者が大半を占め、平日はほとんどが1人で宿泊する。週末になると観光目的のカップルや夫婦、家族など2人以上で泊まる人が増えるという。 コンテナホテルを運営してみて、意外なニーズも見えてきている。 「思っていた以上に、地元の方が宿泊するケースが多いです。飲み会の後にクルマを置いて宿泊する、ゴルフに行く前日に宿泊するなど」 例えば、鹿児島県伊佐市の店舗は隣町が栄えているため、それほど需要はないと考えていたが、地元民を含め利用者が多く、部屋数を増やしたそうだ。また、周囲に工場が多い三重県いなべ市の店舗も期待以上のニーズがあり、オープン直後に満室に。増室して対応すると、そのうち周囲に飲食店ができ始めたという。 「地方のホテルにおいては、宿泊者の約3割が地元の方だという統計があります。これまではホテルがなかったので、泊まりたくても泊まれない人が多かったのだろうと。その需要が取り込めていると思います」 ●レスキューホテルとして自治体からの期待も R9の強みは、他にもある。「移動しやすい」というコンテナの利点を生かして、災害時の避難所や仮設住宅、診察室としても活躍するという。これが全国の自治体から注目され、24年2月末時点で135の自治体と災害協定を締結している。 … (略) … 展望を尋ねると、24年は月2店舗ペースでの開業を予定しており、30年まで同様のペースで出店したいという。順調にいけば、30年までに約270店舗に拡大する見込みだ。 国内のみならず海外からも注目されており、台湾やタイなどアジアでの展開も検討しているとか。コンテナの可能性は、どこまで広がるのか。 ― 引用終わり ― 駅近も多く料金がリーズナブルなコンテナホテルは、ビジネスホテルとの比較では遜色ない。シティホテルと比べれば短所もある。 コンテナホテルとは? そもそもコンテナホテルとは? Trip.com コンテナホテルとは、古くなった貨物用コンテナを改造して作られた宿泊施設のことです。 元は荷物を運ぶために使用されていたコンテナを再利用。宿泊施設として提供することで、廃棄物の減少やリサイクルの促進といった環境面でのメリットがあります。通常のホテルに比べて比較的安価でインテリアや内装にもこだわりがあるため、ユニークでおしゃれな雰囲気を楽しめます。 普通のホテルと同じく快適にすごせますし、人と環境にも優しいホテルの形態なのです! … (略) … 1.部屋はやや狭い コンテナホテルの部屋は比較的小さいため、スペースが限られています。荷物を置く場所や移動するスペースが少なく、不便を感じる場合があります。 2.施設に制限がある 一部のコンテナホテルには、一般的なホテルにあるような施設が備わっていない場合があります。たとえば、レストランやバーは完備されていないホテルがあります。 3.車が必須であるホテルが多い コンテナホテルは、一般的に交通量の多い道路や鉄道が通っているエリアに建てられているケースが多いです。このような場合、車がないとアクセスが不便に感じるかもしれません。 ― 引用終わり ― 電気、水道のなどのインフラは必要となるが、「移動しやすい」コンテナの利点を生かして、災害時の避難所や仮設住宅、診察室としての活用もあらかじめ想定されている。「車両型」と「建築型」のいずれも、移送に1日、配管等工事は数日で完了し、出動要請を受けてから最短3日で運用できる。 2024年2月末時点で135の自治体と災害協定を締結している。 R9 Rescue HOTEL 災害に強い社会をつくり 未来の命や暮らしを守ることを目指す … (略) … レスキューホテルのしくみ 平時はホテルとして運営される客室を、災害など有事の際は被災地へすみやかに移設し、避難所等として利用する「皆さまの暮らしを守る」公益な仕組みです。 建築用コンテナモジュールを用いた1台1客室のコンテナホテルを全国各地で運営。災害等が発生した際には、各拠点(ホテル)より要請いただいた場所へ出動し、避難所等としてご利用いただけます。また、客室を動かさずにホテルを地域の災害拠点としてご利用いただくことも可能です。 ― 引用終わり ―
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最終更新日
2024年03月29日 06時00分11秒
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