テーマ:闘病日記(4008)
カテゴリ:この本読みました
【2014年8月14日(木)】
《平穏な一日》 朝の体重は、65.1kg。2日目朝の体重65.5kgよりも400グラム下がった。2日目朝は、すでに1500cc電解液が点滴されたあとだったので、入院時に比べて減ったかどうか定かではありません。いずれにしても、昨日から通常レベルの体重に戻っています。就寝中のトイレ回数を減らすために、午後4時以降は、夕食時間以外水分をとらないようにしてみました。その結果、昨日と比べ、排尿量 1140CC⇒1070CC、排尿回数 5回⇒4回、効果があったかどうか微妙なところです。 お通じは、昨日、半分くらいありました。けっこう固く、下痢からは脱出したようですが、昨日から便秘気味であることには変わりないようです。腸が動かそうとするとき、圧迫されて少し痛いときもありました。下痢直後の便秘はよくあるし、半分程度の出はあったので、引き続きマグミットゼロで様子をみます。 昨日昼から解熱剤を止めましたが、引き続き平熱を保っています。 治療の一環で、尿の量や飲んだ水分の量を計量していますが、それをグラフにしてみました。 プチ発見がありました。 点滴が多かったとき、最大約8000CCの排尿がありました。今日は、排尿量約3000CCでした。ピークの排尿量は、2.7倍です。排尿回数は、それぞれ31回、17回。1.8倍です。膀胱の容量は一定なので、排尿量に比例して、排尿回数が増えると思っていたのですが、回数は比例しては増えず、身体のメカニズムとしては、1回の排尿量も増やして、対応するようです。どうも排尿しなければならいない量が多いと、トイレに行きたくなる回数を減らすために、トイレに行きたくなる量が調整されるようです。すなわち、膀胱に一定の量がたまって、トイレにイ行きたくなるということではなく、排尿しなければならない量で、トイレに行きたくなる量が変化するということかなと思います。あくまで推測でしかありませんが。 明日の抗癌剤投入後3回目の血液検査の結果がOKであれば、明日午後退院することにしました。次女に電車で迎えに来てもらうことにしました。 今日は、平穏な一日で、また本を一冊読みました。これで、図書館から借りた5冊の本のうち、こちらに持ってきた2冊を読み切りました。 「ほんまに京都人だけが知っている」入江敦彦著(洋泉社新書) 2004年12月20日 初版発行 昨日の水上勉さんの本が、著者の特殊な体験に基づいた、ドロドロと暗い京都本であったのに対し、この本は現在の普段の生活に根差した、普段着の京都本です。普段着の京都本にしても、全く違った切り口で切っているので、なかなか新鮮で面白かったです。 その中の【商店街】の一節、 古川町。この商店街の秘密めいた情緒にふさわしい京都有数の蕎麦屋「虚無蕎麦(こむそば)なかじん」。心静かにざるを啜ったあと、「むらお東三堂」でデザートがわりの「懐かし菓子」を購入がてら「エクボ」でお洒落にディナーする優雅。 大宮商店街の老舗洋食店「千疋屋」が作る名物カツ丼をたいらげ、ゆっくり「西陣はんやら堂」のギャラリーをひやかす安穏。 三条商店街のあちこちに設置されたベンチに座り、「雅ベーカリー」の京都なメロンパンを頬張るパリジェンヌな快感。油照りの夏に「Blue Rose」の大麻(ヘンプ)素材Tシャツを着て、このベンチで涼めばカリビーンな快感になる。 京都人にとって商店街は愛の巷、幸福を売る街角なのである。 今のところ体力は問題なさそうなので、二人でこんなこともしてみたいと思いました。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/08/09 10:32:59 AM
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