テーマ:旅のあれこれ(10038)
カテゴリ:京都のニュース
2016年04月11日 京都新聞HP
京都市東山区の六原学区で、住民らが学区内にある約70カ所の路地に名前をつけた。場所と名前を明確にすることで、災害時の避難や情報伝達、救助活動に役立てる。銘板の設置も始まり、「身近な路地に愛着を持ってもらい、防災に不可欠な地域のつながりが一層深まればうれしい」と期待する。 六原学区は木造住宅など建物が密集し、狭い路地や行き止まりとなる袋路が約90カ所ある。地震や火災の際に道がふさがれると、被害が甚大になる恐れがある。 これまでに地元の防災訓練で、「町名だけでは場所をうまく伝えられない」「初動が遅れる」などの意見があった。住民らでつくる「六原まちづくり委員会」が路地の命名と銘板設置を企画した。 命名は路地を持つ町内会ごとに行い、複数の町内にまたがる場合は住民らの投票で決めた。路地は大きく「○○小路」と「○○路地」に分かれ、小路は通り抜け可能な道、路地は行き止まりとなる袋路を表している。 以前から裏道として利用されてきた「うらんちょ小路」をはじめ、地主にちなんだ「樋口小路」や「てっちゃん袋路」、タヌキが通るような狭さの「狸小路」などユニークな名前が目立つ。中学生が命名した「紅小路」や、ありそうでなかった「六原本通」、あやかりたい「出世小路」も面白い。 銘板は六原学区の陶芸作家が手掛けた陶器製で、長さ10センチ×45センチ(縦横あり)。5月までに全ての箇所に掲げる。 プロジェクト責任者を務めた本多智一さん(41)=東山区=は「名前には意外な思いが込められていて、私たちも発見の連続だった。他の地域でも防災やまちづくりに役立ててもらえればありがたい」と話す。 名称が決まった主な小路 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 _____________________________________________________ 「京都のニュース」カテゴリー http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=20 「京都の行事・お祭り案内」カテゴリー http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=32 「京都検定過去問」カテゴリー http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=28 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/03/15 01:53:13 AM
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