テーマ:京都。(6076)
カテゴリ:京都歩き
【2019年9月8日(日)】
「京の夏の旅」特別公開の一つ「旧湯本家住宅」を見学させていただきました。今回の「京の夏の旅」の特別公開箇所のうち4つが所謂「京町屋」です。杉本家、吉田家、藤野家、旧湯本家です。今日は「旧湯本家」を訪問させていただきました。 場所は、同志社大学と同志社女子大の間の道を北上して、相国寺の総門の前を右折したところにあります。そこに至るまで案内の看板はないので、迷われるお客様も多いのではないかと思います。 湯本家住宅は、江戸末期~大正時代の歴史家・湯本文彦が終の住家とした家です。鳥取藩士として生まれ、京都市美術工芸学校教授や東京帝国大学史料編纂員などを務めた湯本氏は、平安京の復元研究でも知られ、京都の最初の通史『平安通志』編纂事業にも携わりました。明治期の木造平家建ての「墨囚窟」と名付けられた四畳半の部屋の床柱には、浄瑠璃寺の古材と伝わる丸柱が使われ、襖の引手に精巧な図柄の墨型(墨を作る際の型)を使うなどの意匠を残しています。また大徳寺真珠庵の「庭玉軒」の写しとされる二畳台目の茶室が設けられており、自ら茶碗を作り茶を嗜んだ趣味の空間が残されています。 (以上 https://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/2019_summer.html から) 「紙芝居」が緻密に準備されており、視覚に訴える分かりやすい案内でした。庭にも下りることができます。「旧湯本家」となっているのは、男系が途絶え、女系で住宅を継いだためだとのこと。表札は「上野」となっています。 屋内の写真撮影は禁止ですので、屋外の写真のみ貼り付けておきます。 ------------------------------------------------------------------ よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/08/25 11:24:31 AM
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