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カテゴリ:日本映画
丹波哲郎、死去。84歳。
今や、美輪明宏でさえ言動が危うくなってきているというのに、信仰ではなく、趣味としての霊界であるところがこのひとの健全なところ。 ワイドショーではその俳優としての足跡をたどるのだけれども、僕らの世代にとっては圧倒的にバラエティ番組のひと。これはもう、仕方がない。 最後の記憶は「ブリーフ4」になるだろうか。 雨。 バイト。 昼食。富士そば、カレーかつ丼。ドトール。 Nさんからメール。「立川らく兵」という名前になったそうで。 明日、井心亭で初高座だそうだが、たしか前売完売だと思ったけどな。また、無駄足になるといけないからやめておくか。 川崎へ。 銀柳街。サンマルクカフェ。 チネチッタ川崎、河崎実監督「日本以外全部沈没」。 河崎実監督作品をシネコンで観れるときがくるとは思ってもみなかった。 しかも、入場してみたらわりと大きめの劇場だったのでびっくり。劇場側になんらかの誤解があったに違いない。 定員約900人の劇場に、観客はわずか10人ほど。それも、全員が男ひとりで観に来ている。 原典・小松左京、原作・筒井康隆、監修・実相寺昭雄。監督以外全部大物ゆえに、河崎実監督を理解していないひとがうっかり観てしまうと腹立たしくなる恐れ充分なのだが、今日みたいな客層ではその心配はないだろう。 例えば「シベリア超特急」のように、無防備なものを、観る側の視点により楽しむという文化は90年代に一般化したものだと思うが、そうなると、無防備なものを意図的に作るという手法が産まれるのは必然の成り行き。 バラエティ番組における、いわゆる“天然キャラ”というものが一般化するのも時期を同じくするのではないか。 河崎実作品は、映画としてはだいぶ不完全なところがあり。これを完全なものとするのは、観る側のやる気次第にほかならない。 松尾貴史、デーブ・スペクター、イジリー岡田、ユリオカ超特Qなど、このあたりの、本筋とは関係のないところはじつに完璧。 プログラムに、これまた映画とは関係がない、吉田豪による矢追純一インタビューが載っていたりも。 帰宅。 特になし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月22日 22時08分42秒
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