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カテゴリ:テレビ・バラエティ
朝、小雨。
涼しい。 バイト。 昼食。吉野家、牛丼。ドトール。 給料日前日。財布の残額、150円。 まっすぐ帰る。 帰宅。 テレビ。「お笑い芸人歌がうまい王座決定戦」。第9回。 人気のお笑い芸人を集めただけのカラオケ番組、といったような悪口もあるが、それならば、「NHKのど自慢」はどうなるのか。企画のイージーさはともかく、それ以上に、芸能のもっとも原始的なかたちといっても良い“歌”を通すことで、芸人の基礎体力を確認できる面白さがある。 ルー大柴。こんな番組に登場するのも絶好調の証。「ブルー・スエード・シューズ」。総合的なステージングとしては、いちばん、プロらしかったのだが、番組の趣旨からは離れてしまう。歌唱以外の余計なことをするのは、この番組ではあまりプラスに働かないようだ。 おぎやはぎ小木。「シクラメンのかほり」。過剰にはっきりした発音で熱唱。これも番組の趣旨を無視しているのだが、お笑い芸人としては間違っていない。歌の巧拙から逃れたところでどう聴かせるかという、ひとつのアイデア。 宮川大輔。「津軽平野」、「舟唄」、「涙そうそう」。今回の、最大の聴きどころだったような気がする。ま、ミュージカル出演歴もあるひとなので、このくらいは当然なのだが。審査員に八代亜紀が居るのに、「舟唄」を選ぶ度胸もたいしたもの。 ムーディ勝山。「ランナウェイ」、「涙のキッス」。それなりに上手いが、歌声だけ聴くと、それほどムーディには感じない。ムーディがムーディであるのは、風貌の比重が大きい。 にしおかすみこ。「キューティーハニー」。破格の音痴。今のキャラクターになる以前の、慌てた調子の漫談に顕著な、むしろ、Mな感じがフラッシュバックしたような。 柳原可奈子。「I BELIEVE」。これまた、どちらかといえば上手くない。柳原のような芸風にとって、これは弱点になり得ると思う。 爆笑問題「対談の七人」、読了。2000年刊。 対談相手に、なぎら健壱、立川談志、淀川長治、小林信彦、橋本治、山田洋次、ジョン・アーヴィング。捨てるところのない人選。爆笑問題の著作は多数あるが、これは、トップレベルで読み応えありでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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