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1日中、自宅。
適当に寝たり起きたり。 古川日出男「二〇〇二年のスロウ・ボート」、読了。文春文庫。 古川日出男を読むのは初めてで、独特の文体になかなかなじめなかった。音読すると、ついつい大声になりそうな調子。 親本は2003年刊、「中国行きのスロウ・ボートRMX」。たまたま、村上春樹の「中国行きのスロウ・ボート」と続けて買えてしまったので、続けて読んだのだが、まぁ、これだけ読んでも問題なかったかな。 ![]() ひさしぶりに、部屋の本を整理する。 どこになんの本があるか、片づけないことで記憶に留めているようなところがあるので、見た目が乱雑なわりにはそんなに困ることもないと普段は思っているのだが、でも、視界から消えた本はしばらく経つとさすがに忘れてしまう。 本をどけてみると、こんなところにこんな本が埋もれていたのかと、自分の部屋なのに驚くことがけっこうある。なにしろ、自分で買った本ばかりだから、自分の興味のある本しかここにはないのだ。古本屋で本を探すよりも、良い本に当たる率はずっと高い。 ダブって買っている本もいくつか見つかった。「中国行きのスロウ・ボート」がもう1冊出てきたが、買った記憶がまったくない。 そもそも、今、本の整理を始めたのは、持っているはずの「月刊小向美奈子」を見つけ出すのが目的だったのだが、あると思っていた山のなかにはなかった。どこへ行ってしまったんだ。底のほうに埋もれて、歪んでしまってたりしたらショックだ。小向美奈子の安否が気づかわれる。 夜、ひっそりと50万アクセス突破! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月20日 00時57分16秒
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