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カテゴリ:本
休日。
100円で買ったCD、聴く。 小泉今日子「KOIZUMI IN THE HOUSE」。 1989年のリリース。近田春夫、小西康陽らによるプロデュース。こんな名盤が100円だなんて、今まで買わずにいて良かった! 平成よりこちら側は地続きのような気持ちでいるのだが、もう20年以上前か。個人的には、当時はこのあたりのことにはまだ疎かったのだが、「夜ヒット」でスカパラと共演していたり、先鋭的なところへ踏み込んでる感じが小泉今日子にはあった。古びないとは言わないが、この延長線上にきちんと現在がある。
携帯電話の料金の支払い期限が昨日までだったのを忘れていた。 忘れるのは一度や二度ではないので、だいたいわかってはいるのだが、期限の翌日になってもいきなり止められるわけではない。 一応、まだつながるか確かめようと思って、時報に電話してみたら、人間が出たのでびっくりして速攻で切った。よく見たら119番にかけていた。怖い。暑さでボケてる。 夕方、外出。 まず、電話の料金を払わねばと思って、うちからいちばん近所のソフトバンクのショップへ。 ところがおもてに貼り紙があり、誠に勝手ながら社員研修のために本日は休業だって。 なんだよ。今、流行りのことばで言えば、マーフィーの法則ってやつですか。 これを機に、銀行引き落としに変更してもらおうかと思ったのに。しょうがないからコンビニで払う。暑いなか、無駄に歩いてふらふら。 ぶらり、ふた駅隣りの駅まで。 サイゼリヤ、角切りカットステーキ。 読書。 隣りの席では、女子中学生が赤裸々な恋愛論を。 「笑い飯全一冊」、読了。ヨシモトブックス。 編集人が元「Quick Japan」の森山裕之、編集が「splash!!」の遠藤敏文だから、本の体裁は推して知るべし。 買うまで知らなかったのだが、「geinin zen issatsu series」というシリーズの第1弾なのだな。つぎはどんな「全一冊」が出るのか楽しみになる反面、誰でも彼でも出されたはつまらなくなるという危惧もある。第1弾が笑い飯であるからにはなおさらだろう。それだけ、笑い飯という存在の特異さが、この企画にぴったりフィットしているということでもある。 哲夫、西田、それぞれのロングインタビューや、千鳥、倉本美津留のインタビューなど、近しいひとびとの証言により、今までよくわからなかった笑い飯のキャラクターが見えてくる。これが記録される意義は大いにあり。 個人的にいちばん興味を持ったのは、西田の実家の部屋にある本棚の写真。笑い飯のふたりはともに1974年生まれで僕よりひとつ歳上なのだが、西田の読書遍歴は非常に共鳴する部分あり。以下に、写真から確認できる範囲でメモしておく。 松本人志「遺書」「松本」「松本人志 愛」「松風'95」 浜田雅功「読め!」 「浜ちゃん松ちゃんごっつええ話」「ダウンタウンピーな話」「怪人・松本人志の謎」「東京心中」 「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」「ダウンタウンのごっつええ感じ完全大図鑑」「THE GEISHA GIRLS SHOW」 島田紳助「いつも心に紳助を」「風が、とまるとき」 「今田耕司のララバイ伝」 千原兄弟「千原史」「ブラッドブラザー」 高須光聖「御影屋」 「コマネチ!」 松尾貴史「未確認卑怯物体」 中島らも「空からぎろちん」「僕にはわからない」「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」「ガダラの豚」 吉田戦車「伝染るんです。」「一生懸命機械」「甘えんじゃねえよ!」「鋼の人」「若い山賊」「火星田マチ子」「いじめてくん」「タイヤ」「くすぐり様」 手塚治虫「少年探偵ロック・ホーム」 赤塚不二夫「天才バカボン」 漫☆画太郎「くそまん」「まんゆうき」 榎本俊二「ゴールデンラッキー」 風間やんわり「食べられません」 「和田ラヂヲのここにいます」 根本敬「生きる」「因果鉄道の旅」 ひさうちみちお「天馬博士の愛の渇き」 ほりのぶゆき「たわけMONO」 上野顕太郎「帽子男は眠れない」「帽子男の子守唄」「朝日のようにさわやかに」「あささわDX」 みうらじゅん「ボクとカエルと校庭で」「はんすう」「アイデン&ティティ」「見仏記」「飲み屋のロック」「ボク宝」「マイブームの魂」「マイブームの狼」 喜国雅彦「傷だらけの天使たち」 内山亜紀「あんどろトリオ」「気分はハードボイルド」 花くまゆうさく「野良人」「サルすくい」 「いがらしみきお自選集」 西口大樹「まあえんちゃう」 安達哲「幸せのひこうき雲」 天久聖一・タナカカツキ「バカドリル」「バカドリルコミックス」「バカドリルXL」「ブッチュくんオール百科」 「バカはサイレンで泣く」 椎名基樹「モテたくて…」「ぼろぼろなダチョウ」 東陽片岡「やらかい漫画」 別冊宝島「変態さんがいく」「このマンガがすごい!」「これで笑え!」 山田いちろう「変態の友」 柘植久慶「グリンベレー 戦場のサバイバル」「スペシャル・フォース」「ザ・ファイティング」 「日本陸軍歩兵連隊」 「ビックリハウス 驚愕大全」 「トンデモ本の世界」 加藤鷹「秘技伝授 最終章」 高見広春「バトル・ロワイヤル」 大槻ケンヂ「のほほん人間革命」 花村萬月「真夜中の犬」「鬱」 町田康「くっすん大黒」「きれぎれ」 京極夏彦「どすこい(安)」「嗤う伊右衛門」 夢枕獏「平成講釈 安倍晴明伝」 ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」 「月刊カドカワ」 「アックス」
ちょっと歩くけれども、ブックオフへ寄る。 100円本、3冊。色川武大、中沢新一、岩村暢子。100円CD、2枚。DJ OZMA、フリッパーズ・ギター。 帰宅。 Twitter。 西田の本棚について、ついつい長めにツイートを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月06日 07時01分07秒
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