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課題走行も一通り終わると、次は法令走行であるが、課題走行時でも法令走行に注意しながらやっていたので、確認やウインカーのタイミングなどは体が慣れている。
コースを間違えないように慎重に走っていたら教官が何をチンタラ走っとんなら。バイクは加速がいいので、思い切ってスピードを出せ。アメンボのようにピッ。ピッ。ピッ。とメリハリをつけて走らんか。と、のたまう。とうとう私は鳥はおろか昆虫にまでなれと言われてしまった。 狭い教習コース、そんなに急いでどこへ行く。と、思うのだが、優等生は、ハイ、わかりました。と返事をするだけである。 それからは、信号からの発車や前に車やバイクがいない時には、1速でアクセルをガバッと開けてロケット発車だ。タコメーターの針が跳ね上がり、エンジンが唸りを上げる。狭いコースのため、一番長いストレートでも3速までしか入れられない。殆ど1速。たまに2速で次の曲がり角が来てしまう。 ロケット発車の見返りは、強力なブレーキングだ。最初はガツンと掛けてスピードを殺し、ポンピングでピタッと止める。ブレーキングが甘いと止まれない。 スピードがあまりにも速いので、コースを完全に覚えるのは当然であるが、道路の右付け、左付けや、ウインカーのタイミングなど一瞬で判断しないと、全て遅れてしまい。教官の餌食となる。 ただ、何故かコーナーだけはゆっくり走れという。コーナー手前の直線部分でブレーキングを完了させ、十分すぎる程スピードを落としてトロトロと廻るのである。ショボ~。 教官がのたまうには、走れる所では思い切ってビュンと走り、見通しの悪い所や、狭路などはゆっくり走る事により、走りにメリハリがつく。それを見た試験官は「おっ。こいつは上手いな。」と思うのだそうである。ほんまかいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.07 09:11:20
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