テーマ:暮らしを楽しむ(383663)
カテゴリ:音楽
トリプルオカリナは、普通のオカリナよりも、大きくて重く、穴もたくさんあります。
一個の楽器ですけれど、実は内部は完全に三つに分かれていて、息を吹き込む穴も、別です。 これが、第1管を吹く時の指の押さえ方。 吹き込む穴は、黄色で囲んでいる左側。口を小さくして、隣の穴にまで息が入らないようにしないと、妙な音が出てしまいます。 そして、これには書いていないけれど、右手の中指を伸ばして、先の小さな穴までふさぐと、低いシの音が出ます。そして、そのままの指で左手の中指も伸ばして、先の小さな穴もきちんとふさぐと一番低いラの音が出ます。 そして、ここからが難しい。第1管で音を出すので、本当は押さえなくていいのだけれど、ソラシドレの音を出すときには、第2管の穴をおさえて楽器を支え、すぐに第2管の音を出すこともできるように準備します。 つまり、息は第1管の穴に吹き込むのに、指は第2管に移動して押さえるの。 次です。高いミの音を出すときには、第2管しか使わないのですけれど、手がそのままだと楽器を落としてしまうので、左手は第1管の穴をふさいでおくのです。つまり、ソの形。 この図のように、真ん中の穴に小さくした口を当てて息を吹き込むと、高いミファソラシの音を出すことができます。で、裏の親指まで離したら、うんと高いドの音。 その時に肝心なのが、右手の位置。楽器を落とさないように、第3管の三つの穴をふさいで持っておきます。 いよいよ最高音へ。さっと楽器を横に動かして右側の穴に小さくした口を当てて息を吹き込みます。そして、順番に指を離していくと、高い高い音のレミファソが出ます。 音階を演奏するだけなら、これを順番にやっていけばいいのだけれど、曲を演奏するとなると、ややこしい。まず、吹き込む穴が右へ行ったり左へ行ったり。でもこの時首を動かすのではなくて、楽器の方を動かすの。そのためにも、楽器をしっかり支えて持っておかないといけません。 メロディーの変化で、指を上げ下げするだけでなく、隣の管を押さえるのを忘れてはいけないので、それがせわしないです。 このトリプルオカリナの練習時間は一時間でしたが、唇も頭も疲れました。 超音波みたいな高音が鳴るので、なかなか自宅では練習できませんね。 音を消して練習する裏技を教えてもらいましたが、よそでは紹介しないように、と釘を刺されましたので、秘密です。 今日は、庭のバラも咲いていましたよ。 これから、どんどん咲くのかな? あ、それと、今回初めて撮った写真を。 豆果ができるのは知っていましたが、こんなに可愛いのは初めてです。 ハート型の葉っぱも素敵です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|
|