私が結婚してすぐに揃えたのがリバーライトのフライパン。
リバーライトのオムレツパン。
サイズ違いで7個。
こちらはリバーライトの卵焼き。
大・中・小。
これはどこのか覚えてない。
広東鍋、北京鍋、ジャーレン。
鉄製のレードル。
小さくて古い借家、西日が強烈に差し込む狭い台所でこのフライパンをカンカンに焼いて手入れしたのを覚えている。
エアコンもなくて汗だくだった。
油が馴染んだ鉄鍋はくっつくことも無く綺麗に焼けた。
鉄鍋で焼いた餃子ってどうしてあんなにおいしいんだろう。
調理の後はお湯とササラで洗って火に掛けて乾かした。
軽く油を馴染ませて。
焦がしたりしてもまたリセットできるのもいいところ。
鍋を育てているようで手入れするのも楽しみの一つ。
だったのに…。
あんなに大切にしていたのに。
その後2回の引越しで、引越す毎に使用頻度が減り、現在の家ではずっと物置の奥深くに眠っていた。
放置された鍋達の無惨な姿。
まだ再生できそうな気もするけど体力的に厳しい。
ごめんね、と言いながらまた物置の奥深くへ…。
長い長いお休みの時間。
現在もリバーライトの鍋達があるようで嬉しい。
もっとバージョンアップして扱いやすくなってる様子。
木の持ち手は変わってないみたい。
この持ち手の感じが良くて、手に馴染むし滑らないし太さも程良い。
油が跳んでシミになったりするけどそれもまた味があっていい。
新婚の頃、暑くて勝手口のドアを開けたままオムレツを焼いていると、近所の子ども達が人懐っこく「オムレツ？」と覗き込んではしゃいでたのを思い出したり。
あの子たちももういい大人だな。
どうしてるんだろ、元気かな？
