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2017年04月24日
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テーマ:ローマ(18)
カテゴリ:読書
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 漫画家のヤマザキマリ氏は1967年4月20日生まれ、満50歳。
 4月22日、三重県津市で行われた講演会に参加。
 予約制の会場は満員札止め。
 行政が実施するイベントらしく、参加者の年齢層は高目。

     
 「あんな話をどうして思いついたのかをいつも聞かれる」といったあたりから話は始まる。
 その経緯が人生の来し方とともに語られる。
 意思表示、させられたこと、旅、出会い、してきたことの点が見事に繋がる話が、まるで小説を読んでいるようで面白く、心地よい。
 大きな構想、深い意図なしに生み出された『テルマエ・ロマエ』が、ヤマザキ氏の人生での経験、体験に深く根差したものであったことがよく分かった。
 シリア、レバノンの古代ローマの遺跡を家族で訪れた経験が、二度とない貴重なものになってしまったことも知った。
     

 大手誌で掲載を断られた『テルマエ・ロマエ』が、同じ時期にコミックビームで素直に掲載が決定し、その後数々の受賞作品となった話も、ご本人から聞くとあらためて快哉を叫びたくなる。
 多数派が正義とは限らない。
 2010年の受賞は、「書店員の選ぶマンガ大賞」とマンガ関係者と読者から推薦された単行本対象の「手塚治虫文化賞」。
 大手(マンガの世界の大手)にできないことを他が支えることが、日本のマンガ文化の厚みとなっている。
 日本の大手マンガ誌に掲載されなくとも、『テルマエ・ロマエ』は、2013年仏アングレーム国際漫画祭にノミネート、2013年米アイズナー賞アジア部門ノミネートと、米仏にも通じる作品。
     
「私とイタリアとテルマエ・ロマエ」を開催します!
 三重県生涯学習センターでは、その年度の事業の幕開けを記念し、著名な文化人をお招きして、ご自身の独創的な活動や人生観などについてお話しいただく「三重のまなび講演会」を開催しています。
 平成29年度は、人気漫画『テルマエ・ロマエ』の原作者であるヤマザキマリさんをお迎えし、漫画の制作秘話やイタリアの魅力、またご自身の生き方についてもお話しいただきます。
 日 時
   平成29年4月22日(土曜日)
  14時00分開講(開場13時00分)
 会 場
   三重県文化会館 中ホール
   (津市一身田上津部田1234
   三重県総合文化センター内)
 演 題
   「私とイタリアとテルマエ・ロマエ」
  (講師:ヤマザキマリさん)
 受講料
   全席自由 500円
     
 ヤマザキマリ公式HP​
 キリスト教のイタリアと古代ローマとの違い、八百万の神々がいて、風呂好きなど古代ローマと日本の共通点の話も、興味深かった。
 今後も様々な作品に活かされ、発表されることを期待する。
 三重県は伊勢と鳥羽周辺を2泊3日で訪れて、歴史と空気と風景に感銘を受け、時間を作りまた訪れたいと語っていた。
     
​ 三重県生涯学習センター職員の皆さんにも、ありがとう。​
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最終更新日  2018年10月03日 07時12分27秒
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