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2017年05月09日
テーマ：韓国！(16987)
カテゴリ：韓国、北朝鮮
大統領選前の公開最終日となる5月3日の世論調査で文在寅氏（64）は圧倒的な優勢。 大統領就任に一番近い候補と誰もが考えていた。 北朝鮮との宥和政策を主張し、中国との友好関係の強化を呼びかけていた。 5月8日、ツイッターで「今、韓国外交の最優先課題は、ＴＨＡＡＤ配備問題で中国との関係が悪化することを防ぐこと」と主張。 即時廃棄から態度に変化がみられた。  ソウル＝東岡徹 2017年5月6日 朝日新聞 DIGITAL …(略)… 文氏の支持率は韓国ギャラップの調査では38％、リアルメーターでは42.4％。 いずれの調査でも、保守層が厚い「60代以上」と「大邱（テグ）・慶尚北道（キョンサンブクト）」を除いた各年代、各地域で１位と、幅広い層の支持を得た。 一方で、「60代以上」と「大邱・慶尚北道」でトップに立ったのは洪氏だ。 韓国ギャラップの調査では4月第１週に支持率7％だったのが、5月1～2日の調査で16％まで追い上げた。 リアルメーターの調査では18.6％と安氏に並んだ。 保守層の支持は一時、安氏に流れていた。 しかし、緊迫した朝鮮半島情勢のなかで、洪氏は北朝鮮について「私が大統領になれば力で制圧する」と訴えるなど強い姿勢を積極的に示し、保守層が結集しつつある。 …(略)…  保守層の支持も上手く二分され、文氏の勝利は確実と思われたが、北朝鮮が韓国の大統領選に口先介入。 どう考えても北朝鮮に融和的な文氏に不利となる言動。 あるいは文氏就任後の米中の対応案を知って先手を打ったのか。  専門家「北は文在寅氏を望んでいる」 2017年5月8日 産経ニュース 韓国大統領選（5月9日投開票）に対し、北朝鮮が口出しを始めた。 朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」が、保守政権の誕生を防ぐべきだとの論説記事を掲載したのだ。 「従北」で知られる最大野党「共に民主党」の文在寅（ムン・ジェイン）候補が猛烈に追い上げられていることへの警戒とみられ、文氏と北朝鮮の親密さを表す動きともいえそうだ。 （夕刊フジ） 「傀儡（かいらい）保守の輩たちが再び政権を取ることを絶対に認めてはならない」とする労働新聞の論説を紹介したのは韓国の聯合ニュース。 「大統領選など韓国の政治に介入する意図を露骨に示したといえる」と解説した。 北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」でも、韓国の保守勢力が政権交代を妨げようとしているとし、野党「国民の党」の安哲秀（アン・チョルス）候補を牽制（けんせい）したという。 …(略)…  支持率トップを揺るがすほどものではないが、文氏陣営の幹部が辞意を表明。 闇の力関係の反映なのか、文氏大統領就任を目指し万全を期しての行動なのか。  保守層非難で物議 2017年5月8日 産経ニュース 9日投開票の韓国大統領選で、今月初旬までの世論調査で支持率トップを保つ革新系最大野党「共に民主党」の文在寅候補の陣営幹部が７日深夜、辞意を表明した。 保守系旧与党「自由韓国党」の洪準杓候補の地盤、南東部の保守層を「人倫に背く集団」などと表現し物議を醸したことへの引責で、選挙戦への影響が注目される。 …(略)…  北朝鮮・金正恩委員長、韓国・文在寅大統領時代となれば、米中は不満。 ロシアは北極航路、シベリア開発の障害にならない程度に朝鮮半島と友好を深めるかもしれない。 だが、中国を敵に回せば、ロシアも「損」だ。  大統領選の結果がでても、何かの帰趨が決するわけではなさそうだ。
大統領選終了後の韓国はさらなる混乱に見舞われそうだ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2021年10月08日 14時35分15秒
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