カテゴリ:読書
『昭和「娯楽の殿堂」の時代』 三浦 展(著) 柏書房 2015年5月10日 タイトルは、東京周辺の懐かしい娯楽施設の歴史探訪書。 丹念に調査された内容が、豊富な図版とともに、筋立て て解説されている。 池袋ロサ会館についての、まとまった詳細な記述など空 前絶後だろう。 本書の目指すところは、大都市圏と娯楽施設の関係を、 事実に基づき考察し、娯楽施設の必然性を論証することに ある。 「都市には縦糸と横糸が必要」。 この言葉を導くために本書は書かれた。 ![]() 目次 第一章 戦後欲望の解放区 ―船橋ヘルスセンター 第二章 下町に花開いた庶民の遊び場 ―江東楽天地 第三章 日本初の総合レジャービル ―池袋ロサ会館 第四章 娯楽大国アメリカへの夢 ―ボウリング場狂想曲 第五章 世田谷をイカした街に変えた ―一九六四年東京オリンピック 第六章 競馬場はなぜ府中と中山にあるのか? ―馬と年をめぐる考察 終章 娯楽がなければ街ではない ―東京寄席散歩 主な参考文献 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月29日 18時00分09秒
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