テーマ:戦争と平和(53)
カテゴリ:中国、台湾
国独資。 マルクス主義青年学徒が安保闘争の時代に使った 言葉で今の世間で聞くことはない。 国家独占資本主義 出典:Wikipedia 国家独占資本主義とは、巨大独占資本が現れて資本 主義経済の矛盾が顕在化したため、その矛盾を解消す るために持続的成長を目指そうと、国家・政府が積極 的に経済に介入するようになった資本主義の状態を指す。 独占資本主義が更に一歩進んだ状態のことである。 元来はレーニンの用語であるが、その規定について はいくつかの説がある。 ケインズ経済学やニューディール政策を、マルクス 経済学の立場から批判する用語としても用いられた。 巨大資本が超過利潤を求めて国家と結託。 国家は社会政策などで不況を解消しようとするが 経済は停滞。 新しい形での帝国主義時代のような対外膨張政策が 出現する。 だがマルクス主義経済学者の曲学通りに物事はすす まない。 旧型の資本主義(米・トランプ)と新型の国独資 (中国・習金平)が対決。 世界を巻き込み世界大戦の様相を呈すれば、トラン プの絵柄が成立するのだが、今のところ世界の政治も 経済も思いの他クールだ。 世界大戦は自国の領土で関わった国が負け。 生産設備を痛めることなく供給者となった国が真の 戦勝国。 第一次、二次世界大戦の米国であり、朝鮮戦争、ベト ナム戦争の日本が真の勝者。 9月17日の関税引き上げ宣言でその構造が見えてきた らしい! トランプが拳を振り上げても中国は怯えない。 そのうちに拳の下ろし先がなくなるだろう。 中国の優秀なエリートたちは、冷静に一番お得な選択 肢を選ぶ。
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最終更新日
2018年10月10日 16時00分12秒
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