テーマ:メルセデス・ベンツ(18)
カテゴリ:EV 電気自動車
2022年1月3日、メルセデス・ベンツはBEVのプロトタイプ「VISION EQXX」のワールドプレミアをオンラインにて行なった。 EQXXは、バッテリーの小型化、ドライブトレインの効率、エネルギー密度、エアロダイナミクス、軽量化など、あらゆる面で工夫を凝らし、実際の交通状況を想定した独自のデジタルシミュレーションで、100km走行あたり10kWh以下の電費を記録した。 独メルセデス・ベンツ By Reuters Staff 2022/01/04 REUTERS ドイツ自動車大手ダイムラーの高級車部門、メルセデス・ベンツは3日、1回の充電で1000キロ以上走行できる電気自動車(EV)のコンセプト車「ビジョンEQXX」を発表した。 ダイムラーは昨年、2030年までに400億ユーロ(450億ドル)余りを投じてバッテリー工場8カ所を建設するなど、EV市場で米大手テスラに対抗する計画を発表。25年からすべての新車をEV化する方針を示している。 EQXXの電池の消費効率は100キロメートルの走行で10キロワット時未満と、最も効率の高いメルセデス・ベンツ車とされる。テスラのウェブサイトによると、同社の「モデルS60」は同18.1キロワット時。 ビジョンEQXXは開発に1年半を要した。 ダイムラーのマルクス・シェーファー最高技術責任者(CTO)によると、ビジョンEQXXは今年半ばまでにさまざまな条件で試験走行を行う。部品の一部は今後2-3年で市場に投入されるが、航続距離1000キロのバッテリーを商品化する時期には言及しなかった。 ― 引用終り ― EQXXのバッテリパックの蓄電容量は約100kWhで、ベンチマークとしたEQSのバッテリパックよりも体積が50%少なく、30%軽量化された。 発表されたメルセデスベンツ EQSは、全長5216mmの大型EVサルーンでSクラスに相当する。 Cd値は0.20。 航続は770kmでバッテリーの蓄電容量は107.8kWh。EQSのバッテリーは、EQCより26%大容量化された。 既に受注開始されたEQS450+のドイツでの車両価格は、10万6374.10ユーロ(日本円で約1380万円。19%の付加価値税VAT込、以下同)。 上級グレードののEQS580 4MATICは、4WDでドイツでの車両価格は13万5529.10ユーロ(約1760万円)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月16日 06時00分07秒
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