テーマ:航空機(534)
カテゴリ:航空事故
アントノフAn-225「ムリーヤ」は左右の翼下に3基ずつ計6基のエンジンを装備し、胴体中央下に16対のランディングギアを配した最大貨物搭載重量205トンの、史上最大の輸送機。 世界に1機しかない世界一の貨物機をウクライナを侵略しているロシア軍がホストメル空港の格納庫内で破壊した。 アントノフ An-225」 ウクライナ政府発表 2022年2月28日 2時38分 乗りものニュース … (略) … ウクライナ政府の公式Twitter/Facebookは日本時間2022年2月28日深夜、同国のアントノフ航空が運航する世界最大の航空機、アントノフAn-225「ムリヤ」が、ロシアからの軍事侵攻によって破壊されたと投稿しました。 An-225「ムリヤ」は旧ソ連時代のウクライナ・アントノフカンパニーで製造された超巨大輸送機で、1988(昭和63)年に初飛行しました。世界で1機のみの型式となっており、平時はアントノフ航空で貨物機として運用されていました。 An-225「ムリヤ」は最大離陸重量640tと重量ベースで”世界最大”の記録を保有するほか、240もの世界記録が認定されているとのこと。重さだけでなく、全長は84m、全幅は88.74mと大きさも規格外で、そのデザインも、片翼に3発ずつ計6発搭載したエンジン、32個の車輪をもつムカデのような脚など独特の形状を持ちます。この形状は、同機が当初、ソ連版スペースシャトル「ブラン」を胴体の上に積んで空輸する目的で開発されたためです。 政府の公式Twitterは「An-225は(ウクライナ首都)キエフ近郊のホストメル基地でロシア軍に破壊された」「私たちはこの機を復活させる」と投稿。一方でアントノフカンパニーの公式Twitterは「専門家の検査が完了するまで、An-225の現状が技術的にどのような状態なのかは発表できない」と投稿し、詳細は続報を待つよう呼びかけています。 ― 引用終り ― 戦略航空貨物機として開発されたムリーヤは、大量の貨物を高速で一度に運搬可能で、貨物の積卸しに専用の道具類を必要としない。 発着時間の限られることが多い被災地への災害支援物資輸送に適している。 2010年1月に発生したハイチ地震復興支援のため、日本に初めて飛来し自衛隊機材を運搬した。 2011年、3.11東日本大震災時の救援物資運搬に使用された。 近年はコロナ対策の医薬品などの物資も運搬するなど、世界を救済する役割を担っていた。 プーチン大統領は、平和に暮らしているウクライナ人とロシア人の信頼関係を破壊した。 プーチン大統領のロシア軍は、人命と文明の破壊者となった。文化財ならぬ文明材のアントノフAn-225を破壊した。
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最終更新日
2022年03月12日 06時00分09秒
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