テーマ:羽田空港(247)
カテゴリ:航空事故
1月9日、羽田空港で起きた日本航空機と海上保安庁の航空機による事故から1週間で、国が再発防止に向けた安全対策を公表した。事故は海保機が管制官の指示を誤認した可能性など人的ミスが重なって発生したとの見方が強まっている。対策は管制と航空機の運航側の双方に運用改善を促しており、徹底してミスを防げるかが焦点となる。 ・管制指示に使う用語の見直。 管制官が航空機に離陸する優先順位を示す「ナンバーワン(1番目)」などの単語を使っていたが、国内の全空港で当面の間使用を停止する。 ・着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入するとモニター上で点灯し、管制官に注意喚起するシステム装置の運用強化。 2月6日から常時監視する専任の管制官を置き、成田や関西国際など主要6空港にも広げる。 ・航空会社に対し、航空機が滑走路に進入する際と着陸する際に周囲の確認を徹底するよう指示。 これらの当面の再発防止策と別途、中長期的な安全対策を検討するため、外部有識者らでつくる「羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会」を新設する。 衝突事故は羽田の空、滑走路の混雑が原因の一つと思われるが、利用者の多い国際線利用者向けのターミナルの増設計画が動き始めた。 “首都高の真上”に人工地盤を整備 構想が本格始動へ 2024年2月28日 乗りものニュース 羽田空港に「新たな国際線エリア」ができる? 基本設計の着手に向けた検討を実施 羽田空港で、将来的に第1ターミナルと第2ターミナルの間に人工地盤を設けて接続し、新たな国際線エリアを整備する構想が本格化しそうです。国土交通省 関東地方整備局 東京空港事務所は2024年2月22日、人工地盤の整備に向けた検討を行う事業者の公募を開始しました。 羽田空港には現在、第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルがあります。国際線は主に第3ターミナルを使用しますが、ANA(全日空)便の一部が第2ターミナル内に整備された国際線施設にも発着します。 国土交通省・航空局は2023年度予算で、首都高湾岸線の上部に人工地盤を整備し、ターミナルを拡張する構想を盛り込んでいました。国の方針を受け、羽田空港の国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデングも研究を行っており、2023年11月に公表した統合報告書の中で、構想の概要や完成イメージを示しています。 人工地盤の計画地は、第1・第2ターミナルと整備地区に挟まれた誘導路の北側付近。首都高の真上に人工地盤を設け、第1・第2ターミナルを接続する形でターミナルビルを拡張することが想定されており、拡張部分が新たな国際線エリアとなる見込みです。 今回、東京空港事務所が発注した業務では「基本設計の着手に向けた設計条件の整理などの予備検討を行う」としています。現在は施設の基本設計に入る前の段階で、今後検討が本格化していくとみられます。 この構想が実現すれば、国内線と国際線の乗り継ぎ利便性が大幅に向上します。また、第3ターミナルの混雑緩和にもつながりそうです。 ― 引用終わり ― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月10日 06時00分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[航空事故] カテゴリの最新記事
|
|