テーマ:電気自動車(292)
カテゴリ:EV 電気自動車
テスラのEVは「オートパイロット」と称する運転支援システムを搭載している。オートパイロットは運転支援システムであり、自動運転システムではない。 2022年5月18日、米・道路交通安全局(NHTSA)は、カリフォルニア州で起きたテスラ車の衝突事故(3名死亡)を巡る調査を開始したと発表した。同社の運転支援システムが原因の可能性がある。 NHTSAは、2016年以降、「オートパイロット」などの運転支援システムが使用されていたとみられるテスラ車が絡む35件の事故(累計14名死亡)について調査している。 テスラのモデルYEVは中国で2.6kmにわたって暴走し、2人が死亡、3人が重軽傷を負う衝突事故を起こした。最大速度は198km/hだったという。 こちらはテスラ社によると、オートパイロットなどの車体側のトラブルではなく、ブレーキ操作ミスのトラブルだという。 中国で死亡事故のテスラ、 ―仏メディア Record China 2022年11月15日 11時0分 2022年11月13日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、米電気自動車大手のテスラが中国で自社製自動車による死亡事故が発生した後、中国のSNS上で「デマを信じないように」と呼び掛けたことを報じた。 記事は、中国メディアの報道として、広東省で5日にテスラの「モデルY」が突然コントロールを失って暴走し、自動車やバイク、自転車と次々衝突して2人が死亡、3人が負傷する事故が発生したと紹介。事故の様子を撮影した映像がネット上で拡散し、中国のSNS上で大きな話題になったと伝えた。そして、テスラが13日に事故原因の調査を進めている中国の警察当局に協力する意向を示したとしている。 その上で、事故の原因はまだはっきりしておらず、自動車を運転していた55歳の男性の家族が「ブレーキペダルに問題が起きた」と語る一方で、テスラ側は「動画からは、自動車の走行中にブレーキランプが点灯しなかったことが見て取れる。しかも、車内のデータでは、走行中にブレーキ操作が行わなれなかったなどの問題が示された」と説明していることを伝えた。 記事は、中国ではこれまでにもテスラ車のブレーキ問題をめぐるトラブルが発生しており、中国のあるテスラ車所有者がSNS上でブレーキ問題について発言した内容について裁判所が「事実と異なり、会社の利益を損ねた」として、所有者にテスラへの損害賠償支払いを命じる判決を言い渡す事案があったほか、昨年には上海モーターショーでテスラ車のボンネットに登り、ブレーキの不具合に関するクレームへの対処方法への不満を表明する騒ぎを起こして物議を醸したと紹介した。 そして、このような経緯があることから、テスラが13日に事故に関する情報とともに「デマを信じないように」との警告メッセージを発信したことを伝えている。 (翻訳・編集/川尻) ― 引用終り ― Tテスラは暴走中にブレーキが踏まれた記録がなく、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故だとし、男性の意見を否定している。 今回運転していたのは、運転歴20年のプロのトラックドライバーであり、言質ではペダルの踏み間違いの可能性はほとんどないとの見方が多い。 電子制御のすすんだテスラの車で「ブレーキを踏まれた記録がない」ことは、電子的な接点、物理的な仕組みを含めて適切に検証されたのだろうか?検証する気があるのだろうか? オートパイロットのトラブルが多いだけに気になる点だ。 【動画観覧注意】 2人死亡の中国で起きたテスラ事故。 2022.11.15 GIZMODO
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最終更新日
2022年11月25日 06時00分08秒
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