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2024年01月18日
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テーマ:食品添加物(5)
カテゴリ:ダイエット、健康
 リンは成人の体内に最大で800g含まれる。その約80%、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウムとして、骨や歯の構成成分。残りは、14%が筋肉などの軟組織や細胞膜、1%が細胞外液に存在している。
 
 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、1日のリンの目安量を18歳以上の男性で1,000mg、女性800mgとしている。耐容上限量は18歳以上男女ともに3,000mg。
 
 リンはリン酸として十二指腸や回腸、大腸などで吸収され、そのほとんどが最終的に尿中に排泄される。腸管での吸収はビタミンDによって促進され、カルシウム、マグネシウムによって抑制される。
 消化管で吸収される一方で、消化管液としても分泌されるため、見かけの吸収率は成人で60~70%と見積もられている。
 生体内のリン酸濃度は、副甲状腺ホルモンなどの働きにより、腎臓からの再吸収や、骨への沈着と骨から血液中への溶出を制御することで一定に保たれる。
 りんの過剰摂取は、腎臓の負担となり、透析リスクの増大、老化を加速するとされる。
 現代の食生活は、添加物を多用した加工食品の摂取でリンの過剰摂取となりやすい。インスタントラーメンも危険とする指摘もあった。
 
 リンは、魚介類、穀類、卵類、乳類、豆類などに多く含まれている。
 リンの過剰摂取につながりやすい代表的な食品は、ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉、ちくわ、かまぼこ、魚肉ソーセージなどの水産加工品、pH調整剤が使用されていることが多いコンビニのおにぎり、サラダチキン。
     ​
《危険な添加物》
「血圧、血糖値が高い人は要注意」
最も注意が必要なのは“リン”
知らぬまに大量摂取してる身近な食べ物
「加工肉やコンビニのおにぎりが危ない」
2023年8月28日 週刊女性PRIME
 週3回、1回4時間以上かけて機械の力で血液を浄化する人工透析。透析を受けると強い疲労感が残り、人によってはその日はぐったりして何もできない状態になる。
  ただし、透析は一度始めたら一生続けるしかない。やめると毒素が体内にたまり続けて死に至るので、中止は許されないのだ。
 
透析の原因の多くは糖尿病と高血圧
 いま日本では約35万人が透析を受けていて、新たに始める人は1年間に約4万人。右肩上がりに増えている。当然、透析にかかる医療費も増大を続けていて保険制度を圧迫。
 透析の経費だけで1人あたり年間500万円、35万人の総額で1兆7000億円もかかっている。
 現在、透析を受ける原因の大半は、糖尿病と高血圧だ。血糖値や血圧が高い状態が続くと血管がダメージを受け、ごく細い血管が集まっている腎臓が損傷する。腎臓の機能が落ちると慢性腎臓病という病気になり、それが進行すると透析が必要になる。
 
 腎臓はただでさえ加齢によって老化していく臓器。老化によって働きが悪くなることに加えて、高血糖や高血圧のダメージを受けると、透析のリスクが上がるのだ。
     ​
透析のリスクや老化の加速にも
 そんな大切な腎臓の老化を早めてしまう物質があるという。
 「腎臓は、食事で『リン』という物質をとりすぎることによって老化が加速することがわかっています」
 と教えてくれたのは、自治医科大学抗加齢医学研究部の黒尾誠教授だ。
 「リンはそもそも、カルシウムとともに骨を構成していたり、細胞膜の主な成分になっていたりと、私たちが身体を維持していくうえで必要不可欠な物質です。
 肉や魚や乳製品など、さまざまな食品に含まれているため、ふつうの食生活を送っていれば、まず、不足することはありません」(黒尾教授、以下同)
 不足するどころか、とりすぎの人が多いのだという。
 「リンは食材に含まれているだけでなく、食品添加物として人工的に使われることがあります。その食品添加物のリンのとりすぎが大問題なのです」
 リンは塩や砂糖と違って無味無臭のため、たとえ多く入っていても気がつかずに食べている。リンをとりすぎて腎臓の機能が低下すると、やがて慢性腎臓病になってしまう。
 そのため、高血圧や高血糖の人がリンの過剰摂取を続けると、より透析のリスクが上がるというわけだ。
 透析が必要にならないためにも、リンをとりすぎないようにしたいものだが、そう簡単ではないのだという。
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いつの間にか大量摂取している
 「食品添加物のリンの摂取量を減らすためには、商品パッケージの成分表を見て、リンと書かれている商品を避ければいいと思うかもしれませんが、困ったことに、リンが使われていても成分表に『リン』という文字が一切ないことも少なくないのです」
 
 例えば、あるハムの成分表を見てみよう。
 そこに「リン酸塩」とある。これは食品添加物としてのリンの代表格なのだが、「リン」という言葉がついているだけまだマシ。
 「実は、かなりのリンが使われているにもかかわらず、名前に『リン』がついていない添加物も多いのです。そうした、リンが含まれているのにリンと名乗っていない添加物の代表格は『pH(ペーハー)調整剤』。
 リンが含まれている可能性がかなり高いです。その他には『かんすい』『酸味料』『乳化剤』『香料』『強化剤』『結着剤』などがあります」
 
 食品表示法では、同じ目的で使う食品添加物や似た性質を持つ食品添加物をひとまとめに一括名で表示することが許されているため、そのようなことが起こるのだという。
 食品添加物のリンを減らしていくには、そういった名前の添加物が使われているものを食べる回数を減らすしかない。
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加工肉やコンビニのおにぎりが危ない
 特にそれらの食品添加物が多く使われている筆頭は、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉だという。
 リンは肉の変色を防ぎ、食感をよくする効果があるため、多くの加工肉で使われているのだ。
 加工肉を一切食べないというのは難しいが、もし血圧や血糖値が高めの人が毎朝ハムエッグやベーコンエッグを食べているなら、週3回に減らすなどの工夫をしたほうがいいかもしれない。
 
 また、リンは加工肉だけでなく、かまぼこやちくわといった水産加工食品や、カップラーメン、菓子パン、ファストフードといったものにも多く使われているので要注意だ。
 「リンが含まれている可能性が高いpH調整剤は、コンビニやスーパーのお惣菜やお弁当、おにぎりにも使われています。ランチは毎回コンビニのおにぎりかお弁当という人は、とりすぎを警戒してもいいと思います」
 また、食品にもともと含まれているリンも、場合によっては注意が必要。
 
 牛乳やチーズといった乳製品に含まれるリンは、体内に吸収されやすいので、中高年が骨粗鬆症予防(こつそしょうしょう)や腸活のために毎日大量に飲んだり食べたりしている場合は、量を減らしたほうがいいかもしれない。
 健康のためにと思ってやっていることで健康を害しては、本末転倒だ。ちなみに、高タンパク食材として健康意識の高い人に人気のあるコンビニのサラダチキンにも、pH調整剤は使われている。
 「そういった食品を一切食べてはダメという意味ではありませんが、高血圧や糖尿病の人は腎機能を守るためにも少し意識してはどうでしょう。
 特に、腎臓がどれくらい機能しているかを示す健康診断のeGFR値が60未満の人は、腎機能が明らかに低下しているので、透析を防ぐためにもリンのとりすぎに注意してください」
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添加物のリンを多く含む主な食品
ハム
 「リンは変色を防いだり、食感をよくしたりするので、加工肉にはよく使われています。右の「リン酸塩(Na)」がリンの食品添加物。その他に、メタリン酸やポリリン酸、ピロリン酸という表記の場合も」(黒尾教授、以下同)
 
ベーコン
 「ベーコンにも多く使われている食品添加物のリンは、体内への吸収率がとても高いので、長年、毎日のように食べていると、過剰摂取のおそれが」
 
ソーセージ
 「ソーセージはメーカーによってもリンの使用量がだいぶ違うので、一概にNGとは言えませんが、ソーセージなどの加工肉はリンが多めだから気をつけようという意識を持つことが大切です」
 
ちくわ・かまぼこ
 「水産加工食品にも添加物が多めに含まれています。ちくわ、かまぼこ、魚肉ソーセージ、さつまあげ、つみれなどに注意。『添加物不使用』と謳ったものもあるので、そういうものを選ぶのもひとつの手です」
 
コンビニのおにぎり
 「コンビニやスーパーのおにぎりには、上のようによくpH調整剤が使われていますが、リンが含まれている可能性がかなり高いです。おにぎりだけでなく、お弁当やお惣菜にも使われているので、毎日コンビニという人は要注意」
 
サラダチキン
 「コンビニのサラダチキンにはほとんどの場合、pH調整剤が使われています。ダイエット食品として人気のようですが、毎日食べていると思わぬ健康被害が出るリスクも」
  ー  引用終わり  ー
     ​
 リンを制限するためには、以下の食材や食事方法を取り入れるとよい。
 以下を実践するとおのずと食材から自炊することが増えると思う。
 
・新鮮な食材を選ぶ
 :加工食品やジャンクフード避け、新鮮な果物や野菜、健康的なタンパク源を積極的に摂るようにする。
・調理方法に工夫を
 :揚げ物や油を多く使用する調理方法は避け、蒸したり焼いたりする方法を選ぶ。
・ラベルをチェック
 :購入する食品のラベルをよく確認し、添加物やリンの含有量をチェックする。
 できるだけリンが少ない製品を選ぶ。​​
 








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最終更新日  2024年01月18日 06時00分12秒
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