カテゴリ:自動車
2024年3月期、通期の連結販売台数は、ダイハツ工業の不正による長期の出荷停止、豊田自動織機のエンジン不正による出荷停止を受け前回見通しに対して15万台の減少となる945万台の見込んでいた。 売上、収益に関する影響は少ないが、軽自動車、小型乗用車を主とするダイハツの台数の影響は大きい。 過去最高も認証不正響く 2024/04/25 共同通信社 トヨタ自動車が25日発表した2023年度の世界生産台数は、前年度比9.2%増の997万1739台と過去最高を更新した。グループの豊田自動織機の認証不正を受けた完成車工場の停止などが響き、計画していた1010万台には届かなかった。 世界販売台数は7.3%増の1030万9457台と、年度ベースで初めて1千万台の大台を超えた。一方で、完全子会社ダイハツ工業の認証不正でトヨタへの車両供給が滞り、1040万台の計画は未達となった。 これまで世界生産、販売の最高は22年度の913万1596台、961万5台だった。 年度を通じて北米や欧州、日本での需要が堅調だったことが、生産、販売の過去最高更新に寄与した。ただ中国での販売競争激化やアジアの経済低迷の影響も受けた。 ハイブリッド車の世界販売は355万7609台で過去最高だった。新たに車を購入する客の需要がハイブリッド車に移行し、北米・欧州を中心に伸びているという。電気自動車(EV)は3.1倍の11万6654台だった。 ― 引用終わり ― 中国のEV専業の新興メーカーはバタバタと倒産している。 EVの短所も世界で遍く知られることになり、エンジン車より価格の高いEVに対して購入者たちは慎重になっている。 経済アナリスト、評論家たちからEVの取組遅れをたびたび指摘されたトヨタは、業績、販売台数とも好調。 「トヨタはEV市場に出遅れた」と指摘した先の見えていない経済アナリストは、「収益の不明な事業に早く飛び込め」と指摘したことになる。EVやNEV市場の勝負は、これから始まる。
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最終更新日
2024年05月06日 06時00分11秒
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