テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療振り返り
■全6クールの抗癌剤治療を振り返る。「8.5」まで上がったCRP値が「0.06」
想定していた6クールの抗癌剤治療が終わりました。これからCTやMRIで治療効果や転移の有無を確認してもらって、次の治療方針を主治医と相談して決めることになります。⇒加筆:その後セカンドオピニオンを通じて「重粒子線治療」を受けることになりました。 去年7月の生検も含めるとちようど半年の治療期間になります。その間、自宅療養中も含め、血液検査や体温、血圧、尿量などのデータが蓄積されてきました。次の治療まで時間がありそうなので、ちょっとデータで振り返ってみたいと思います。 ただ断っておかなければならないのは、私は医療の全くの門外漢なので、データからのコメントは合っていることもあるでしょうし、何か全く検討違いのこともあると思います。そこはご容赦ください。 また、「そのコメントはその通り」「それは間違い。こうですよ。」「こういう考え方もありますよ。」「私は、こんな体験しました。」などなど、ご意見、関連するコメントなどいただけると幸いです。 まずは、CRP値です。これは何か体内で炎症が起こっている場合に高くなる値です。私も今回のことがあって気にするようにありましたが、それまでは気にしたこともありませんでした。 最初微熱が続いたとき、近くの開業医に行きました。去年の6月下旬です。喉もきれいで、風邪の症状がないのに微熱が続いているので、血液検査と尿検査をしてもらいました。血液検査の結果、このCRP値が「6.6」と異常に高い値を示していました。正常値は0.25以下です。その開業院に大きな病院を紹介してもらって、そこで診てもらって、「悪性後腹膜肉腫」という病気であることが分かりました。 グラフは、そのCRP値の推移です。グラフの三角の「初診」(6月21日)と書いてあるのが、前述の部分です。しかし、その前の5月31日の検査ですでに「1.9」と正常値上限を超えています。高血圧・高尿酸を別の病院で診てもらっていて、ときどき血液検査をしてもらっていて、そのときのものです。その時は、先生が「CRP値が少し高いですが、風邪とかひいていませんか。」と聞かれ、「そういえば風邪っぽくて、微熱があります。」と答えて終わってしまいました。すでに発病していたということです。 さらに、その前の3月末、グラフでは分かりませんが、CRP値は「0.07」です。正常値です。しかし、それまでのCRP値が0.03~0.04だったのが、「0.07」と少しですが上昇しています。ひょっとすると、この時点で、すでに癌細胞が増殖を始めていたのかもしれません。片方の腎臓を腎盂癌で切除して、3ヶ月に一度の定期診察のときのもので同時にCTも撮影してもらっており、そのときのデータです。しかし、CT画像では一切異常がなく、「次回から半年周期にしましょう。」と言われたくらいです。CT画像にも表れない、小さな病巣が出現していたのかもしれません。 このCRP値は、抗癌剤の第1クールで急激に小さくなり、クールが進むとともに少しずつ小さくなっています。発熱も第1クールの途中でなくなりました。今は、正常値まで下がっています。劇的な減少です。抗癌剤の効果で癌細胞の活動が抑制されているからだと思われます。しかし、0.06~0.3程度をウロウロしており、まだ完全には癌細胞の活動が止まったわけではなく、体と格闘しているのだと思います。 ⇒その後、1月23日0.27、2月27日0.04で推移しています。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/10/21 08:46:47 AM
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