テーマ:旅のあれこれ(9982)
カテゴリ:ワルディ流日米国情比較
昨日示したアメリカ10州、日本10都道府県の最高気温と夕刻相対湿度をグラフにしてみました。
ちょっと見にくいかもしれませんが、点線が平均です。最高気温の平均は日本も、アメリカも大差がないことが分かります。しかし、アメリカは、夏に35度程度になるところがあったり、冬に暖かいところ、寒いところ開きが大きくなったりで、バラツキが大きいです。一方日本では、札幌以外は、どこもよく似た気温です。 湿度は、アメリカの平均は、年間を通じて、50~60%ですが、日本は夏になると70%近くになります。アメリカは、夏に日本並みの湿度になるところもあります。 日本は夏に高温多湿。アメリカは概して夏に高温だが湿度は高くないといえます。 また、気温にしても、湿度にしても、国土の広いアメリカのほうが、バラツキが大きいといえそうです。 私が担当している製品では、日本では色んな仕様があるのに、アメリカでは、極端に仕様が絞りこまれていました。バラツキが大きいので、一々気候にあった製品を開発してはいられないという事情があるのかもしれませんし、湿度が一般的に高くないので、仕様も絞り込みやすいということかもしれません。 これで、52回にわたって投稿してきた「アメリカ出張よもやま話」のシリーズを終わります。 出張で見聞したことを今後の仕事に生かしていかなければならないのですが、後半で示したように日米の国情の違いが非常に大きいので、今回の見学出張を主催しているところの指導に素直に従うのはとても危険です。 その辺を考慮して、今後の仕事に活かしていかなければならないと思っています。 長い間お読みいただきありがとうございました。 (注:このシリーズを書きあげた直後、癌の治療のため会社を休み、現在ではその会社を辞めましたので、今回の知見を応用することはありませんでした。しかし、会社では報告書として発表し、残しましたので、何らかのかたちで貢献できたと思っています。) 出張期間:2014年5月7日~5月16日 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/07/30 06:31:01 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ワルディ流日米国情比較] カテゴリの最新記事
|
|