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ワルディーの京都案内

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2015/08/27
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テーマ:京都。(6066)
 第11回1級 問題5の解答その1です。

■私の解答 正解の場合は◎、不正解または部分的に正解の場合は正解を【正解】に記載

◆は関連する「お勉強」


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【問題5】生活・行事について、次の問いに答えなさい。
                                (2点×10問=20点)

(41)下鴨神社で5月5日に行われる歩射神事で、屋越式や大的式などを奉納する流派は何か。


■小笠原流 ◎

◆葵祭 5月
・1日 上賀茂神社 馬場殿前 競馬会足汰式
・3日 下鴨神社 糺の森 流鏑馬神事
・5日 下鴨神社 歩射神事
     小笠原宗家による屋越式、大的式、百手式
    上賀茂神社 競馬会神事 菖蒲の根合わせに勝ったお礼のときの奉納が起源
・初旬の吉日 斎王代女人御禊神事 上賀茂神社ならの小川 下鴨神社 御手洗池
  2015年は下鴨神社
・12日 上賀茂神社 御阿礼神事 秘儀 完全非公開
    下鴨神社 御蔭祭 御蔭神社 
     神職・伶人・供奉員・神馬
     糺の森で東游の舞楽奉納などの切芝の神事
・15日 路頭の儀
     宜秋門、建礼門前
     本列~騎馬の検非違使、山城使、 御幣櫃を運ぶ内蔵寮の役人
        走馬に関わる馬寮の役人と奉納の馬
        勅使と陪従、舞人、牛車、風流傘
     女人列~腰輿に乗った斎王代 女別当、内侍、命婦、騎女、童女
    社頭の儀
     剣の間(剣を置く) 舞殿御祭文の座(御祭文奏上)
     御幣物奉納 勅使が神禄を受ける(白杖の先に葵と桂)それを冠に挿す
     陪従が歌を唱える 馬寮使が牽馬の儀(舞殿を三度回る)
     陪従が駿河歌 舞人が舞殿で東游
    走馬の儀
    賀茂街道をを北上、御薗橋を渡って上賀茂神社
    社頭の儀
  
    


(42)祇園祭の山伏山には、山伏の姿をした御神体が飾られる。そのモデルとされ、かつて傾い
  た法観寺の八坂塔を法力で直したと伝わる僧は誰か。

■増誉 【正解】浄蔵(浄蔵貴所)

◆浄蔵
・平安中期の天台密教僧。三善清行の子。
・菅原道真の怨霊に悩んだ藤原時平を護持祈念すると,2匹の青竜が時平の左右の耳から頭を出
 した話は有名である。
・平将門降伏の祈禱を修しその誅滅を予言した。
・八坂法観寺の塔が傾いたのをまじないで復すなど幾多の呪的奇跡を演じた。
・一条戻り橋で、父(三善清行)を蘇生させた
・山伏山の御神体(人形)
 巡行の数日前より聖護院の山伏たちの巡拝があり、また八坂神社からの清祓も行われる。
 神仏分離以前の姿をこの山にみることができる。




(43)八臂弁財天像と弘法大師坐像を本尊とし、7月の第4日曜日に弁天祭が行われる伏見区の
  寺院はどこか。


■長建寺 ◎

◆伏見中心部のスポット(テキスト以外)
・金札宮~白菊井 謡曲「金札」 クロガネモチ(京都市天然記念物)
・欣浄寺~深草少将の邸宅跡
・墨染寺~清和天皇の勅願により、藤原良房が建立したのが始まりと伝える。
     桜寺、墨染桜 茎や葉が青白い
・大黒寺~薩摩寺、金運清水 西郷隆盛、大久保利通の会談の部屋、
     薩摩9烈士(有馬新七ら)の墓
・西岸寺~油掛地蔵 芭蕉句碑 「我衣(わがきぬ)にふしみの桃のしづくせよ」
・十石舟、三十石船
・銀座発祥の地(徳川家康)
・三栖閘門
・伏見義民碑 御香宮神社 碑文は勝海舟の撰、題字は三条実美の書
  文殊九助、丸屋九兵衛、麹屋伝兵衛、伏見屋清左衛門、柴屋伊兵衛
  板屋市右衛門、焼塩屋権兵衛
  伏見奉行所小堀政方(まさみち)の悪政を訴え。政方は政一(遠州)の父。




(44)五山の送り火の一つ、東山・大文字山の「大」の字形については諸説あるが、寛文2年
  (1662)の「案内者」には誰の筆によると記されているか。


■近衛信尹 ◎

◆五山の送り火
・盂蘭盆会の魂送り
・大文字山(如意ヶ嶽)、松ヶ崎西山・東山、西賀茂船山、大北山(大文字山)、曼荼羅山
・字形の始まりの説~空海、五山僧横川景三
          「案内者」(著者:中川喜雲)の記事にでは寛永の三筆の一人近衛信尹
・江戸時代後期には「い」(市原野)、「一」(鳴滝)、「竹の先に鈴」(西山)、
 「蛇」(北嵯峨)、「長刀」(観音寺村)などの字形もあった




(45)平成17年に800年ぶりに再興され、騎射三物の一つとして、現在10月の第3日曜日に行わ
  れる上賀茂神社の神事は何か。


■走馬神事 【正解】笠懸神事

◆・騎射三物(きしゃみつもの)~馬上の弓術、犬追物・笠懸・流鏑馬
 ・上賀茂神社 行事(1~6月 葵祭関係以外)
  ・歳旦祭 元旦
  ・白馬奏覧神事 1月7日
  ・武射神事 1月16日
  ・幸在祭(さんやれさい)2月24日 今で云う成人祭。
    当神社、摂社大田神社、田の神と山の神に15歳の元服を奉告
  ・桃花神事 3月3日
    草餅や桃花・辛夷(こぶし)の花を供える
  ・土解祭(とげさい)4月3日
    土解とは、春の日差しにより土地が作付けに適してくる事を云う。
    この時期に土の災いを祓い、その年の豊作を祈念する。
    特殊な卜占にてその年に蒔く稲種をきめ、お祓いする。
  ・大田神社春祭 4月10日
    京都市登録無形民俗文化財の「里神楽(ちゃんぽん神楽)」奉納
  ・賀茂曲水宴 4月第2日曜
    寿永元年(1182)に神主重保(しげやす)が行ったことに起源をもつ。
    斎王代陪覧の下、和歌が詠まれ、冷泉家時雨亭文庫の方々によって披講。
  ・半木社春祭 4月20日
    京都府立植物園半木の森に鎮座する養蚕製糸の守護神である、天太玉命
    (あめのふとだまのみこと)をお祀りする末社、半木社の春祭。
    多くの繊維関係者が参拝。
  ・夏越大祓式 6月30日
    「大祓式」は水無月(6月)と師走(12月)の年2回行われ、 古来より半年間の罪穢を祓い清め
    て来る半期を無病息災 に過ごせる事を願い全國神社で行われている。
    「橋殿」にて皆様から 罪穢を託された人形を「ならの小川」に投流し祓 を行う。
    伶人(神心流)により、当神社の大祓式の情景を 詠まれた下記の和歌が朗詠されます
    「風そよぐ ならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける」 藤原 家隆



 (46)以降は次の投稿を見てください。

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最終更新日  2018/08/07 11:36:05 AM
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