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ワルディーの京都案内

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2016/07/25
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テーマ:京都。(6066)
 「京都市内全寺社巡り」2016年7月21日(木)山科区第12日の第2回です。


◆この日の行程、ルート地図、歩行データは投稿済みです。
http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201607210007/


◆その地図へのプロットは下記です。
https://drive.google.com/open?id=12eNlB8ebLm_Mp_OYXlJ93cwAwFI&usp=sharing


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それでは第2回です。

毘沙門堂をあとにします。

前回、見逃した石碑(道標)が一つあったので、探しました。

毘沙門堂に上がる石段の下から、川に沿って山科聖天の方向に歩き、山科聖天に上がる石段の前を通り過ぎて少しのところの、ガードレールと川の間にあります。

前回訪れた後山階陵・輪王寺宮御墓の道標です。


●後山階陵・輪王寺宮御墓【道標】
ごさんかいりょう・りんのうじのみやおんはか
[北東]→後山階陵
 輪王寺宮御墓
[南西]大阪皇陵巡拝会

P1080288.JPG



毘沙門堂への道を戻ります。

前回訪問の瑞光院の前の石碑。


●赤穂義士旧跡石碑(瑞光院前)


[東]浅野稲荷社
  赤穂義士旧跡 瑞光院
[西]弘化四年九月幽玄斎石東広林建之

P1080290.JPG

播磨国赤穂藩主浅野内匠頭長矩(1665~1701)の妻が瑞光院二世陽甫宗隣と叔父姪の間柄で,かつこの地が遠祖浅野長政の邸宅地であったことから,廃寺になっていたものが浅野家の武運長久祈願寺として再興されました。

元禄14(1701)年の松の廊下事件で長矩が切腹したのち,院主宗湫禅師は赤穂藩家老大石良雄と謀りその衣冠を境内に埋めて供養塔を建てました。浪士切腹ののち,その遺髪は境内に埋められ,上に遺髪塚が建てらました。

浅野神社は浅野家第宅の屋敷に祀られた屋敷神でしたが、瑞光院の寺鎮守稲荷、地主神として祀られました。

瑞光院はもと上京区堀川頭今宮御旅所下る瑞光院前町に所在し,現在地へは昭和37年に移転しました。



途中にこんな掲示物が・・・・

P1080291.JPG



安朱橋から、琵琶湖疎水に沿って歩きます。

安祥寺川が琵琶湖疏水と直角に交差し、琵琶湖疏水の下を流れています。

P1080292.JPG



洛東高校を過ぎると、疏水の北側に安祥寺があります。

●安祥寺(高野山真言宗)

 嘉祥元年(848年)、仁明天皇女御で文徳天皇の母・藤原順子の発願により、入唐僧・恵運によって創建されました。

 安祥寺には醍醐寺同様、裏の山にある「上寺」と麓にある「下寺」が存在しましたが、順子が死去したあとは朝廷の庇護を失い次第に衰微していったようです。そして、他の京都の多くの寺同様応仁の乱により荒廃し、上寺・下寺共に完全に廃寺となりました。
 
 江戸時代に残った寺宝を元に現在地に移転して再建されましたが、上寺の方は再建されず廃絶しました。さらに、寺領のほとんどを寺の維持のために毘沙門堂門跡に売却、寺の規模は大幅に縮小されました。江戸時代においても何回も火災に遭い、明治39年には多宝塔を焼失、以後再建されていません。現在は江戸時代後期に再建された本堂、地蔵堂、大師堂のみが残っています。

 貴重な寺宝が多くあるようですが、金属製のフェンスがあり、ちょっと近寄りがたい雰囲気です。門の向こうには雰囲気のある本堂が見えます。拝観できないのが残念です。

P1080296.JPG

P1080293.JPG



安祥寺の前の道を山手に歩くと、護国寺があります。

●護国寺(日蓮宗)


本能寺を本山とする日蓮宗の寺院です。

P1080294.JPG

P1080295.JPG



琵琶湖疏水が山裾に沿って蛇行南下し、JR東海道本線や京阪京津線に最も近づくところです。線路を上から見下ろします。いかに琵琶湖疏水が高いところを流れているかを実感できます。

P1080297.JPG



さらに琵琶湖疎水に沿って歩きます。

P1080298.JPG



再び北上する途中左側の傾斜地に建つ寺院、妙応寺です。

●妙応寺(黄檗宗萬福寺派)


第38代・天智天皇を祀る、天智天皇ノ社の神宮寺だったといいます。当初は天台宗だったとのこと。

P1080299.JPG



琵琶湖疏水にはこんな形の橋がところどころに掛かっています。

橋の両側に道路と平行して石段がついており、横から見ると石段の側面が三角形に見えるところから三角橋の名がついています。舟の通行のために1メートルくらい高く架かっています。

P1080300.JPG



山科区第9日に訪れた天智天皇陵の北側に沿って琵琶湖疏水が流れます。
左側の石柱の柵内が天智天皇陵です。

P1080301.JPG



本圀寺に繋がる朱塗りの橋が見えます。
深い緑に囲まれたこの季節、ひときわ鮮やかです。

P1080302.JPG



橋を渡って、本圀寺に向かいます。

P1080303.JPG



橋の下を琵琶湖疏水が滔々と流れます。

P1080304.JPG


(続きます)

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最終更新日  2019/08/26 10:37:24 AM
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