テーマ:京都。(6114)
カテゴリ:講演会
【2017年6月9日(金)】
お昼に修学旅行昼食処の下見で、北野天満宮前の「たわらや」さんに行って(こちら)、午後から京都アスニーでのセミナーに参加しました。 有料のセミナーですが、「まなびすと」会員の無料チケット3枚目を使っての聴講です。無料チケット残りは1枚です。 演題:平安京の転換~住人集団「随近之人」「在地者」の生成~ 講師:京都大学大学院 人間・環境学研究科教授 西山 良平 氏 http://www.coc.kyoto-u.ac.jp/person/ryouhei_nishiyama/ 平安京では11世紀に入る頃から、様々な新しい動向が現れます。住人たちが自分たちの組織(集団)を生成して犯罪などに対処し、自分たちの安全を保障するようになりました。政治があまりよくなかったためです。それが「随近之人」とか「在地者」と呼ばれる集団です。いわば町内会のようなものです。この集団は結束が強く,この特色が現在に継承されると先生は考えておられます。 歴史では権力者のことが中心に話されることが多いですが、住人の集団にスポットを当てた、違った視点で見た歴史で面白かったです。講義では、今まで聞いたことのない様々な文献で、これら集団の具体的な行動がエビデンスとして示されました。「自分の妻の不倫の相手の男を捕えた」とか、放火の話とか、強盗の話しとか、種々雑多な事件が出てきて、今と変わらぬドロドロとしたことが書かれています。 講義の中では、京都検定のテキストにも出てくる片側町や両側町の成立過程も図解で説明され、よく分かりました。 帰宅後、近所のO医院で月イチの診察を受け、いつものように1ヵ月分の高血圧の薬(アムロジピン)をもらいました。 ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/06/02 11:49:11 AM
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