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ワルディーの京都案内

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2019/09/17
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テーマ:京都。(6066)
カテゴリ:京都案内
2019年9月17日(火)】

 来年1月某講座の受講生を、伏見稲荷大社やその周辺で、あまり知られていないところを案内します。見学先に訪問を正式に許可していただくためと、下見を兼ねて現地を訪れました。

 裏参道のスポットのインタビューをしました。「おさんば稲荷」は伏見稲荷大社管理であることが分かりました。「鬼法教」は最初前を通ったときは開いていたのいですが、2回目のときは閉まっていてお話しを聞くことができませんでした。

 その奥の「大日本大道教」は、管理者の方に色々お話しを聞くことができました。

・創建は昭和27年。いわゆる「オダイさん」が創建。その方は、現在身体をこわされている。
・道教の神様を祀る。門前に「太上老君」「道徳天尊」「娘娘(ニャンニャン)神」「原始天尊」がお祀りされている。
・画家さんなどが住む住宅があったが、退去に伴い買い取ったりして面積が増えた。
・やはりお塚は代替わりで、お詣りが途絶えることが多く、管理には苦労している。
・裏参道の種々寺社は明治以降にできた。江戸時代にはなかったと思われる。
・「大日本大道教」前のの弓矢八幡の本社は和歌山。この地へは昭和に創建。

 その他、長い時間にわたって色々お話しを聞くことができました。


「大日本大道教」の創立を示す碑





 歩く途中で、本で読んだことのある内容も含め、色々発見もありました。

 本殿に向かって左側の大きな燈籠に「新門辰五郎」と刻まれていました。新門辰五郎がこの燈籠の寄進者の一人ということです。


「新門辰五郎」と刻まれた燈籠




 新門辰五郎[1800~1875]は江戸末期の侠客(きょうかく)で江戸の人です。浅草寺に新設された門の番人となったので、新門辰五郎とよばれました。火消し人足から町火消し十番組の頭となり、のち、徳川慶喜に重用され、その身辺警護にあたりました。


 御茶屋前のスペースに、砂澤たまゑ氏寄贈の照明灯を発見しました。砂澤たまゑ氏は有名なオダイさん(霊能者)の一人です。「霊能一代」という本を書いており、私も伏見稲荷の「お滝」の研究で図書館で本を借りて読みましたが(こちら)、アマゾンででは4万円~6万円というプレミア価格で売られています。


砂澤たまゑ氏奉納の照明灯
 



伏見稲荷大社神馬の墓 「ぬりこべ地蔵」北隣




十石橋近くの「愛染寺宿坊」と彫られた石燈籠の裏には、建立年代が彫られています。読みにくいですが、「天保14年」ではないかと思います。

「愛染寺宿坊」と掘られた燈籠







写真では分かりにくいですが、「天保十四年」と彫られているようです。





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最終更新日  2020/08/19 10:47:53 AM
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