テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌闘病記
【2020年11月11日(水)】
入院翌日10日朝から絶食でした。朝から腸内洗浄剤2リットルを約2時間で飲みました。標準ではないムーベンという特別な洗浄剤です。片腎しかなく腎機能が弱いためです。前回の内視鏡検査で経験済みです。前回検査のときは、自宅で飲んでから病院に行ったので、マニュアル通り飲めばよかったのですが、今回は看護師さんによる便状態のチェックが入ります。これがなかなか厳しくて、飲み切ったところで、前回レベルにはなっているので、私はOKかと思ったのですが、OKが出ずに、3回の浣腸が入りました。そして栄養剤の点滴を入れ、手術直後は体を動かせないので、尿バルーンを入れてもらったうえ手術室へ。先日の検査と同じ場所でした。 手術が始まりました。2時間半の予定です。検査のときは、最初から細い内視鏡を使っていただいたので痛みはさほどではありませんでした。今回も細いのを使っていただいたはずですが、ところどころ痛みにうめきました。患部に達しましたが、先生が「なかなかむずかしそうやな」とおっしゃって、他の先生も呼んできて2人での作業になりました。ループと呼ばれる輪状の焼き切るためのワイヤーがなかなかうまくポリープに引っかからないようです。でも何とかなったようで、「ではこれけらオペに入ります。」と看護師さんたちにアナウンスがありました。そこで記憶がなくなってしまいました。麻酔が入っていたようです。 「終わりましたよ。」の声で起きました。先生が「無事取れました。」と、取った部分を見せてくださいました。家内も来てくれていて、少し言葉を交わしました。私はストレッチャーでそのまま病棟へ。先生から家内に状況を話をしてくれるとのこと。手術時間は3時間くらいでした。ポリープ除去に2時間以上かかったということです。 麻酔もまだ完全には切れておらず、その晩はぐっすり。今日を迎えました。お腹の痛みとかはありませんが、37度くらいの微熱がありました。傷口が大きいので、2、3日微熱が続く人が多いので、これはよくある症状のようです。傷口は金属製のホチキスで止めているとのこと。いずれ便といっしょに出てくるとのことです。 朝の血液検査の結果もOKで、尿バルーンも外れました。昼食から食事再開。重湯、流動食からスタートです。点滴は明日いっぱい続きます。熱っぽいのと、まだ麻酔の影響が残っているためか、一日中眠かったですが、入院した日に読み始めた「奇想の系譜」を読み終えることができました。 昼食 夕食 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/11/13 08:36:41 PM
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