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カテゴリ:日本映画
朝だけ雨。
バイト。 昼食。サンマルクカフェ、ビーフシチューパン、十勝あんぱん、アイスカフェラテ。 新宿へ。 時間が中途半端になってしまい、無駄にぶらぶら歩く。 テアトル新宿、三木聡監督「イン・ザ・プール」。 水曜1000円、しかも最終週なので超満員。立ち見も居た。 そんなに早くから並んだわけでもないのに、運良く、前のほうの真ん中の席に着けた。 今日は寝不足で眠ってしまわないか心配で、案の定、予告編の時点でうとうとしていたのだが、なんのなんの、本編では一睡もせず。 結論から言えば、ものすごく面白かった。 これはもう、傑作と呼んでさしつかえないのではないか。 三木聡といえばシティボーイズライブだというのは衆目の一致するところであろうが、どこか憎たらしい感じがするシティボーイズライブとは違って、この映画はじつにさわやか。エレガントと言ってもいいくらい。 奥田英朗の原作は知らないが、精神を病んでいるひとたちの話なのに清涼感すら感じるのである。ブラックジョークや艶笑ジョークがふんだんに散りばめられているにもかかわらずだ。 それはキャストによるところが大きいのかもしれない。 継続性勃起症のオダギリジョー、強迫神経症の市川実和子、プール依存症の田辺誠一。主要登場人物の3人が3人とも涼しい顔をしている。きっと、血圧も低い。 狂言回しである精神科医・伊良部に松尾スズキ。この伊良部というひとは少しアツい。アツいのだが軽い。ひたすら無責任でいい加減。 緻密にギャグを積み重ねていくと息苦しくなりがちなところを、この伊良部の存在が風通しの良いものにしているように思う。 あのでたらめぶりは本当に可笑しかった。 そうゆう意味では、ふせえりの暑苦しさはちょっと気になった。ま、さほど問題ではないが。 ラストが美しい。粋で都会的。 大瀧詠一「ナイアガラ・ムーン」、シュガー・ベイブ「DOWN TOWN」という選曲の妙。うーむ、やっぱり憎たらしいかも。 この調子なら「亀は意外と速く泳ぐ」も期待大。三木聡は信用して良し。 横浜西口。すき屋、ビビンバ牛丼。 路上で。通りすがりのホームレスに、カラオケ屋の呼び込みが紙くずを丸めたようなものを後ろから投げつけるのを目撃。厭なものを見た。 帰宅。日記更新のみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月04日 23時34分49秒
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