|
カテゴリ:演劇
バイト。
むかむかしてるとやることが早くなるもので、昨日1日で、棚にある本の大部分を返品し、自作POPも一気に撤去してしまった。常識的に考えれば、完全に必要以上に片付けているのだけど、ある社員の言うことを忠実に実行すればこういうことになる。 昼食。まんてん、かつカレー。 「映画秘宝」、購入。 創刊100号記念特集「オールタイムベストテン!!」。 1位は「ゾンビ」。10年前にも同じ企画があったが、そのときの1位は「ファントム・オブ・パラダイス」だった。この10年で、選者が、シブヤ系からボンクラ寄りに変化したというのが面白い。 ![]() 新宿へ。 サブナード。ベローチェ。 紀伊国屋2階で、なんと、みうらじゅんを目撃! これはもう、僕にとってはサンタクロースに出会えたような喜び。不思議と、勇気が湧いてきた。 紀伊国屋ホール、劇団、本谷有希子「遍路」。 開演前、ロビーでパンフレットを購入。表紙がピンクと黒の色違いで2種、ピンク地のほうを選ぶ。1500円するが、脚本が載っているのでそのくらいはするだろう。写真中心でなく、活字が充実なのがありがたい。対談、本谷有希子×辛酸なめ子、など。 出演、近藤芳正、馬渕英俚可、池谷のぶえ、加藤啓、江口のりこ、吉本菜穂子。 うーむ、今までの本谷作品とはちょっと違う段階に入ってきたかなぁ、という気がする。 人間の負の感情へ向けるクールな視点から、善意へ向ける負の視点へ。悪意というほどに攻撃的なものではなく、むしろ、そこに悪意を持つ自分への悪意も強烈で。グロテスクと思う感情こそにグロテスクをにじませているのがひと筋縄ではいかないところではあるが。 ただ、初期のころならば、重苦しさをギャグでうまく散らしていたと思うのだが、意図してのことかどうか、ギャグの部分が弱くなっているのが気掛かりで。緊張感があるわけでもなし、笑いがないと残念ながらダレてしまうかな。 いずれにしろ、紀伊国屋ホールでやるようなスケールの話ではないのではないか。 毎度のことながら、吉本菜穂子がかなり可笑しい。もっとストレートなコメディに出演しても、面白さを発揮するひとだと思う。 帰宅。 特になし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月30日 16時43分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[演劇] カテゴリの最新記事
|