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テーマ:雑誌を読みましょう。(128)
カテゴリ:芸能人・有名人
早番。
日曜公休のはずの店長が出勤していた。 まぁ、店を僕だけに任せておけるはずはない。 シフトが合わなくて、今日がようやく初対面のバイトさんもいたのだが、どうふるまって良いかわからない。困ってしまう。 昼食。シャヒィマハル、チキンカレー。 「本人」、「アックス」、「新書大賞2009」、購入。 もともと、買うつもりで取り置きしておいた3冊。迷ったが、予定通り、買っておこう。 横浜西口。 モスバーガー、テリヤキチキンバーガー、オニポテセット。 「本人」9号、読む。 「hon・nin」から「本人」へとリニューアル。 松尾スズキのカラーが薄まって、全体的にスリムになった印象だが、それでも、今やバーターだらけに見える「Quick Japan」よりかは、はるかに攻撃的で、魅力的なラインナップだ。編集長が北尾修一であるかぎりは、この雑誌は信頼できる。 今号では、ひろゆき、堀江貴文という、個人的にはどちらかといえば今まであまり好きではなかった人物が登場していて、これも「本人」でなければ触れることはなかっただろう。 特に、堀江貴文「就職しないで生きるには」は、ちょうど仕事を辞める僕としては、なんて好タイミングなんだろうと興味を持って読んだ。 堀江貴文というひとを初めて知ったのは、たしか、浅草キッドの番組「ド・ナイト」だったはずだが、どうも記憶がはっきりしない。多くのひとと同じように、球団買収以降のイメージのほうがよっぽど強く、このときはむしろ、堀江は球団合併を阻止するヒーローのような存在で、世間はまだ、堀江を好意的に受け入れていたはずである。それがおかしなことになっていったのは、ニッポン放送買収問題からだ。 「助け合い、という言葉がありますが特に最近は個人主義が行き過ぎた面があるのか、他人に頼ることをしない人が多いようです。また、ケータイはある程度普及していてメールや電話はするものの、ウェブを活用するまでいっていない人は若い層でもかなり多いようです。」 つまり、コミュニケーションのためにウェブを活用しろと堀江は言うのだが、これなどは、世にある俗っぽいネット批判とはまったく逆の話で、一般的には、ネットに向かいすぎるとコミュニケーション能力は落ちるものだと思われている。どちらが正しいかはわからないが、両者のあいだにはなんとも崩しがたい壁があるのではないか。 「お金で大事なことはその信用度と流動性です。」 「信用を作るのは努力です。努力の結晶なのです。」 「ただ、努力の結晶だからといって、コツコツ働けば良いということではありません。新しい工夫を日々怠らないようにしなければ、永遠に何も考えずに働くだけということになります。これは自分自身も損するだけでなく、社会全体の冨を食いつぶすことに加担しているだけなのです。よく言われる「コツコツ、汗水たらして働きなさい」という昔からある倫理観をそのまま実行するだけでは、社会のお荷物になってしまいかねません。」 全盛期の著書がベストセラーになっていたのも納得するような、魅力的な発言がいろいろと出てくるのだが、うーむ、まだ、堀江への警戒心は解けない。 しかし、いずれにせよ、興味をそそられる怪人物ではある。それらの著書は今ではブックオフでたたき売られていることだし、ちょっと読んでみようかしらん。 「アックス」67号も読む。 特集、根本敬。「真理先生」発売、および、第11回「みうらじゅん賞」受賞記念。 座談会、根本敬×南伸坊×みうらじゅん。「真理先生」の著者、装丁家、プロデューサーという3人。みうらじゅんが全面的にプロデュースしたということは、たしか、本にはクレジットされてないはずで、これを読んで初めて知った。 根本敬がもっと有名にならないのはおかしいと感じているひとはけっこういるだろうが、その思いをもっとも強くしているのは、スタート地点を同じくしながら有名人になってしまった、みうらじゅんかもしれない。 できれば、帯文を書いたリリー・フランキーもここに加えて欲しかった。いや、南伸坊には悪いが、根本、みうら、リリーの3人で、よその雑誌で座談会をしたらいいんじゃないかと思う。そのほうが、よっぽど、結果的に青林工藝舎が潤うのではないか。 帰宅。 深夜、退職願を書く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月24日 07時21分57秒
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