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テーマ:雑誌を読みましょう。(127)
カテゴリ:雑誌
午前中、睡眠。
ようやくたくさん眠れた。 ラジオ。 「ビバリー昼ズ」。今週は中山秀征と松本明子、「DAISUKI!」のコンビ。 ツイッターで、高田文夫先生が今日復帰するという情報が流れていたのだが、ソースがわからないし、どうもうさんくさいから、リツイートはせず、話題にもしないでおいた。 聴いてみたら、やっぱり出ない。なんでそんな話になっちゃうのか。 そのままニッポン放送にしていたら、「ごごばん!」のゲストが中島みゆきでなかなか面白かった。こういう番組のゲストは珍しいんじゃないだろうか。 同世代のミュージシャンの話題を振るうえちゃんが良かった。桑田佳祐とは会ったことすらないのか。 梱包作業。 外出。 先週の後半から、せどりがだいぶおろそかになってしまったので、今日はキャリーバッグを持っていく。 クロネコメール便、4点。 ゆうメール、1点。 天王町から保土ヶ谷。 東戸塚へ。 まず、プロミス。 8千円借りる。 らんぷ亭、牛カレー。 オリンピック。 ブックオフ。 105円本、12冊。三遊亭円生、安岡章太郎、丸谷才一、小森和子、高田文夫、吉川潮、森巣博、先崎学、岩村暢子、山田花子、マーク・ピーターセン、S・コレン。 雑誌、5冊。「Quick Japan」を3冊、「ロッキング・オンJAPAN」を2冊。 CDを1枚。「ア・トリビュート・トゥ・ゴジラ」。 マクドナルド。 雑務。 パソコンに向かうとやっぱり右目が痛くなる。 それに加えて腹もくだる。 予定よりもマックでもたもたしてしまった。 ブックオフ、もう1軒。 閉店まで40分ほどで、あまりじっくり物色できず。 105円本、10冊。C・ディケンズ、まど・みちお、ビートたけし、吉川潮、笙野頼子、竹田青嗣、唐沢なをき、寺田克也、岡崎二郎、吉本浩二。 保土ヶ谷から天王町。 深夜0時半、帰宅。 ラジオ。 「水道橋博士のラジカントロプス」も聴きたいが、そっちはポッドキャストで聴くとして、伊集院をオンタイムで。 聴きながら雑務。 FC2動画で、放送されたばかりの「検索ちゃん」をさっそく観る。 「ストライクTV」の特別編で、一夜かぎりの復活だそうだ。しかも、「ネタ祭り」ではなく、レギュラー放送のスタイルでの復活。 3年ぶりということだけれども、このまま毎週復活したとしてもなんの違和感もないんじゃないかと思うのは、なにも僕が1年前からテレビをほとんど観なくなっているせいだけではないだろう。3年間、細かい変化はあったにしても、番組の本質を揺るがすような致命的な変化はなにもないということだ。時間が止まったような、ということでもなく、時間が進みながら変わっていない。 「検索ちゃん」のレギュラー放送時は、いっぽうでは「太田総理」が重要な番組として存在していて、爆笑問題がどんどん深刻で難しい問題にコミットしていく時期に、馬鹿馬鹿しく楽しい側につなぎとめているような番組として「検索ちゃん」はあった。 「太田総理」が復活したらおそらく多少の懐かしさは感じるだろう。しかし、「検索ちゃん」はなにも変わらない。この性質の違いはある。 楽天ブックスで注文した「Quick Japan」が届いた。 ダウンタウン特集ということで、これは買わざるをえない。楽天のポイントがたまっていたので、1円も使ってないですがね。 まず、ダウンタウンがふたり並んだ表紙が良いのだ。ふたりそろって不機嫌そうな顔で写っている、これが良い。以前、松本人志がひとりで表紙になったときがそうだったが、音楽雑誌なんかでよくあるような、素の笑顔だとか、はにかんだ表情だとかは、今はもういいんじゃないか。裏側よりも、表側の顔が見たい。なるべくなら不機嫌な顔が良い。優れたコメディアンは不機嫌な顔に魅力があるものだ。 特集はまず、「ダウンタウンDX」の20周年に焦点をあてたもので、そこはそんなに重要なポイントなのか、という疑問は買う前からあり、やっぱりそこはさほど面白くない。しかし、そのページよりあとの、ダウンタウンの総論的なところになるととても面白く、ここは読む価値がある。 非常に興味深いことに思ったのは、NSC1期生として同期であった前田政二のインタビューが載っていて、新人時代に「絶対ベタなネタせんとこな」とダウンタウンといつも話してたと語ってるんだけど、そのすぐあとのページでは、YOUが「ごっつええ感じ」のころをふり返り、ダウンタウンの笑いを、「シニカルな東京の笑い」に対する「関西のベタさ」という捉えかたをしている。前田政二とYOUではまるで逆のことを言っているようだけれども、それらが共存していたのがダウンタウンだったのだ。 ダウンタウンの笑いについて語ろうとすれば、まず、「シュール」な部分に目が向きがちだけれども、しかし、改めて考えると、「関西のベタさ」のほうがわれわれ関東の人間にとっては衝撃が大きかったかもしれない。それは「土着」と言い換えてもいいだろう。松本人志への笑いへの執着がミスリードになってる面があるように思うが、笑いの範疇では収まらない、社会的な影響力がダウンタウンにはあった。それゆえの、ダウンタウンの巨大さなのだ。 しかし、それでも、ダウンタウンの笑いを考察することはやはり重要で、「“思想”がギャグの根幹にある」という三木聡の分析にはうなるものがある。 「それまでの多くの芸人さんが「どう演じるか?」を中心にコントを作っていたのに対し、“思想”がギャグの根幹にあるという作り方は、革命的だったんじゃないでしょうか。物の見方、変え方、発想の仕方が根幹になって、演じることは後からついてくるという構造です。」 これは11人の著名人がダウンタウンについて語るというページなのだが、ここでは、三木聡のほかには、秋元康の「ダウンタウンの場合、漫才のネタはある種のエッセイ」という考察にもひざを打った。 梅宮辰夫が、「ダウンタウンと爆笑問題に関しては、俺は本物だと思うよ。」と、さらっと言ってたりするのも最高。 つぎに、吉田豪による「遺書」「松本」「読め!」「がんさく」の書評。ダウンタウンが絶頂期だったころのベストセラー4冊だが、これはベストセラーというだけで名著でもなんでもないので、素材がいまひとつ。豪さんだったら、もっと知られざる本の掘り起こしのほうが面白かっただろうという気がする。 最後にダウンタウンそれぞれのインタビュー、松本に倉本美津留、浜田に高須光聖をインタビュアーにしていて期待値高まり、これは読ませる。 特に、浜田のインタビューが良い。漫才、そして、「ガキ」のトークに執着であり愛着があるのは、じつは浜田のほうなのだ。
◇10月15日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年10月19日 11時24分54秒
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