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カテゴリ:落語会・演芸会
朝から4時間ほど睡眠。
ラジオ。 NHK「すっぴん!」のゲストが夏葉社の島田潤一郎さんだというので、目覚ましをかけた。木曜は中島さなえの日。 ラジオでは関東地方は政見放送になってしまう時間だというのだが、ネットからは聴くことができる。前後のゲスト、有名人の並びのなかに島田さんがいるというのもすごいなと思ったのだが、そういう都合なのか。いや、そういう都合だからこそ、島田さんのようなひとをここぞとばかりにゲストに招けるのかもしれない。 島田さんが夏葉社を作るまでのヒストリーはミシマ社のサイトでも語られているけど、まるで、善良な青年が不思議なちからで成功していくようなおとぎ話を、現実にやってしまってるようなひとだ。あの島田さんの声をラジオで聴くことになるとは、初めてお会いしたときにはまったく思いもよらなかった。 「ビバリー」。高田文夫先生、ようやく木曜日に登場。 清水ミチコ、それに加えてナイツも。高田先生、休養中にナイツの独演会に行ったのだと。中津川さんが出た日なのか、それが気になるところ。 ラジオをつけたまま、少し寝直し。 梱包作業。 外出。 クロネコメール便、8点。 関内へ。 まず、プロミス。 4千円借りる。もう、ほかの金策を考えないといよいよきびしい。 吉野家、牛焼肉丼。 どこかに寄るほどの時間もなし。 マクドナルド。 雑務、40分ほど。 関内ホール小、「チャレンジ寄席」。 普段は志の輔一門でやっている「チャレンジ寄席」に、談春一門のふたりをゲストに招いて、サブタイトルが「立川流従兄弟妹会」。 あんまり客席は埋まってなかったけど、指定席だったので前から2列目に座ることになる。 全員・あいさつ 春吾「初天神」 志の春「松竹梅」 こはる「天災」 仲入り 全員・ふりーとーく 志の八「文七元結」 こはるさん、春吾さんは二ツ目になってから何度も観ているのだが、それに比べて志の輔一門を観る機会はなかなかなく、それほど積極的に観ようともしてなかったので、今日はそのふたりを新鮮に感じる。 志の春さんというひとの評判を目にすることがけっこうあって、今日、この会に来ようと思ったのも、志の春さんを観ておきたいという気持ちが大きかった。ようやく初めて観ることができたのだが、たしかに、口調もたたずまいも、妙にどっしり落ち着いたところがあって安心感がある。談春一門のふたりが特に若々しいということもあるけど、ちょっと若手らしからぬというか、40代になったらよりしっくりきそうな風格がすでに備わっている。現代的なネタを入れるバランス感覚も良かった。このひとは新作もやってるらしいので、それも気になるところだ。 そして驚いたのは志の八さんだ。志の八さんを観たのもかなりひさしぶりで、正直、以前の印象が薄かったので今日はいちばん興味がなかったんだけど、しばらく観ない間に、志の輔師にすごく似ているようになっていた。声の出しかた、口調、間のとりかた、この一門でいちばん師匠に似てるんじゃないだろうかと思うほどで、これでなにかのはずみが加われば、けっこうな存在になるような気さえする。前半を大胆に編集した「文七元結」、この噺をやろうとすること、そして、演じることに重きが置かれ、物語が明晰に語られるところは志の輔一門の特徴と言えるかもしれない。 トークコーナーでは、それぞれの師匠の小言の違いが面白かった。すぱんっと破裂音のように怒る談春師と、じわじわと真綿でくびをしめるように怒る志の輔師。立川流の新年会の前座の余興で、自分の一門のときになると下を向いてしまう志の輔師と、野次を飛ばしてくれる談春師の対比もいかにもだ。 また、そんな師匠だからこそ逆に、弟子から語られる数少ない褒められた出来事がたまらない。パルコ公演最初の年の打ち上げで志の八さんが志の輔師からかけてもらった「よくやった」という言葉。あるいは、こはるさんがまだ見習いのころに、談春師の家に届けものをして帰ろうというときに「これ、やる!」と言って、千円と一緒に「落語娘」という本をもらったというエピソード。こはるさん、春吾さんの二ツ目の披露目の会のときには、あの談春師がずっとにこにこしていて、打ち上げではしゃいでいたそうだ。 歩いて、みなとみらいへ。 TSUTAYA。 105円本、14冊。ダイアナ・ウィン・ジョーンズを2冊、ほかは各1冊、小林信彦、養老孟司、福田利子、小田嶋隆、平川克美、柳川範之、五十嵐太郎、斎藤宣彦、山田ズーニー、犬飼ターボ、ヴィトルト・リプチンスキ、中川いさみ。 200円本、1冊。山本太郎。 ジャックモール跡を通過。 そのまま、横浜東口まで歩く。 帰宅前に松屋、牛めし。 帰り道、「水道橋博士のメルマ旬報」2号をようやく読み終えた。 すでに3号が送られてきているし、最後の博士の日記はツイッターと重複する部分が多いのでざっと読むふうになったが、しかし、それでも充分過ぎる読み応えだ。 今号では、新しく始まった松原隆一郎の連載「東大でも暮らし~柔道部松原教授のサブ・テキスト~」がとても面白かった。おもに格闘技の話題が中心の日記なのだが、格闘技以外の話題のときが僕にとっては面白い。 小津安二郎の「麦秋」について「これは旧家制度のドラマというより、厳密にはそれが崩れる過渡期を描く映画だと思う。」と書いてあるところであるとか、中北徹「通貨を考える」という本について「通貨は金融論の一部として扱われることが多いが、日銀でも本当にむずかしいのは融資政策(金融緩和)などよりも決済なのだということが言われている、と先生から伺う。」と書いてあるところであるとか。 深夜0時過ぎ、帰宅。 ツイッター。 アマゾン登録作業。 日記更新。 ◇12月13日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012年12月18日 00時04分47秒
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