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テーマ:ワイン大好き!(30532)
カテゴリ:ワインイベント・ワイナリー訪問など
![]() いまさら感がありありですけれども、シチリアのお話。 なお、今回の写真はこんちゃん撮影、わたくし撮影がごちゃまぜになっております。 どちらかというと、こんちゃん比率が高めかな。 というわけで。 シチリアでワイナリーに泊まりたい!と言っていたこんちゃん。 出発前に、フィリアートというワイナリーの宿泊を予約しました。 フィリアートのワインはカルディが輸入しています。 旅立つ前に数本を飲み、満を持して(?)シチリアへ。 フィリアートはいくつか施設を保有しているようですが、 宿泊施設を兼ねたワイナリーはエトナ山のふもとにありました。 ワイナリー付近の民家には馬も。 ![]() なんとも見慣れぬ光景。 ここでいいのか?と不安を抱きつつ車を進めると看板を発見。 門も開いていたので中へ。 ![]() そして現れた、事務所兼宿泊施設!かっこいい。 ![]() 歩道の両側はぶどう畑になっています。 植えられているのはネレッロ・マスカレーゼ。 ![]() 施設についての説明を一通り受け、宿泊する部屋へ。 外観とはまったく異なる、無機質なコンクリート造りがカッコイイ。 部屋からの眺めはこんな感じ。 ![]() 先ほどの畑が一望できます。 あたりはとても静かで、ときおり小鳥のさえずりが聞こえる程度。 日本ではなかなか体験できない、慣れない静けさです。 余談ですが、静かすぎると耳が痛くなるのはわたくしだけでしょうか...? そして部屋には、 ![]() ワインが! 立派なワイングラスまで。 もちろん有料ですが、さすがワイナリー!と感動。 ちなみにお値段は 10 ユーロ でした。 山のふもとにある施設、そしてコンクリートが多く使われた部屋の中はかなりひんやり。 赤ワインが適温で飲めそうな気温でした。 見学と試飲のコースは 17:30 スタートとのことで集合場所に行くと、 少し遅れるから待っていてくれ、とのことで待つことしばし。 結局スタートしたのは 18:00 ごろでしたが、 シチリア滞在も後半になっていて、独特の時間のゆるさにも慣れ「そんなものよね」と。 で、全部で 3 組が見学および宿泊をするもよう。 ツアーはイタリア語が 1 組、英語はわれわれ含む 2 組でした。 まずは醸造施設へ。 夕方でしたので、作業後の片づけ真っ最中でした。 まさにぶどうの収穫が最盛期なようで、忙しなく働く従業員さんたち。 地面にはパラパラとぶどうの粒が落ちており、 ぶどうの色がたっぷりついた機械を洗っているところでした。 ![]() メインの醸造施設は別にあるとのことで、 想像していたものよりはこじんまりとした大きさでした。 (でっかいタンクはいくつもありましたが。) フィリアートの主な輸出先はアメリカとのこと。 アジアでは、日本とタイで取引があるのだそうです。d(・ω・*) 古い古い昔の施設や使い方の説明や、 ![]() (照明の使い方までカッコイイ。) スパークリングワインを動かす機械も。 ![]() これは「動瓶(どうびん)」と呼ばれる作業。 澱抜きの準備として、沈殿物を瓶の口のほうに集めているのです。 定期的に、ちょっとずつ動かすんだそう。 昔は手作業だったでしょうから、その苦労がしのばれます。 見学のあとは併設のバーで試飲。 ![]() 分かりづらいのですが、中央にガラスの窓が見えるでしょうか? 夜になると、こんなかんじ。 ![]() あたりには何もないので、バーの明るさが際立ちます。 テイスティングは 3 組 6 名...だったのですが、 その時間内に 2 組 4 人が入店(予約なしで飲みに来た雰囲気)。 なんとこの人数を、お姉さんひとりでさばいていたのですよ。 施設見学の段階から。 他の接客や事務のスタッフは時間になったから〜、といった風でさっさと退散。 なんというか、この日はいつになく人が多いようだったから お姉さんを助けたほうがいいんでないの?大丈夫?と心配になったほど。(´・ω・`) でまあ、このときのおつまみ。 ![]() ポテトチップスを出してくるカジュアルさが好きです。 この日のテイスティングアイテムは 5 種、 それ以外にもすべてがグラスで飲めるということで、実費でも飲んじゃいました。 ![]() 追加で、赤 x 2, 泡白 x 1, ビオの白 x 1。 (こんちゃんとの合計です。) スパークリングはネレッロ・マスカレーゼを使ったもので、 ワイナリーに足を踏み入れたときに感じた香りそのまま! 味は...普通でした。はい。 さすがにワインだけではね...ってことで、 生ハムとチーズを頼んでみたら、 ![]() この量ですよ。 ボリュームたっぷり、そして、お皿のでっかい感じが伝わると幸いです。 追加で飲んでいたのでツアーとの境目がなくなってしまったこと、 お姉さんがひとりで対応していることもあって、気が付けば時間は 22:00 ごろ。 本当は下の街まで夕食に出ようか、なんて話もしていたのですが、 ワインとチーズとハムでこの日は満腹。 なんとかシャワーを浴びて就寝したのでした。 で、翌朝。 ワインとつまみだけでお腹を膨らませたからでしょう、 さすがに食欲もなく、さらに若干チーズを食べ飽きた感。 わたくしはゆで卵とお茶を口にした程度ですが、こんちゃんは ![]() 朝から甘~いクッキーとか。(꒪∆꒪;) さりげなくチーズとハムも乗っていますが、 昨日の今日でよくこんなに食べられるな...。 朝食後は施設内のショップでお土産ワインを物色。 ショップがすごくお洒落で素敵でした。(●´艸`) ![]() ちなみに昨晩のお姉さんは朝食の支度と片付け、 ショップのレジまで。働きすぎではなかろうか...。 なんかね、個人的な意見ですけど、お姉さんはすごく人がいいタイプ。 なんというかこう、人がよすぎて、要領のいい人に サラリと仕事を押し付けられちゃうような、 そんなタイプに思えて仕方がないのですよ...。(´・ω・`) 昨晩はワインをたらふく堪能させてもらったあと、 労いと感謝の意を込めて日本から持参したお菓子をプレゼント。 コレをばらしていくつか。↓ ![]() そしたら、わさび味大好きなの!って ものすごく嬉しそうに受け取ってくれました。ヽ(*´∀`)ノ すっっっごく辛いときありますからね、と念押しして渡しましたが、 大丈夫だったかしら...。 で、チェックアウトギリギリまでワインを選び、 お姉さんに何度もお礼を言いながらワイナリーを後にしたのでした。 甲斐甲斐しく、一生懸命なおもてなしをありがとうございました。 素敵な思い出になりました◎ --- [ワイナリーメモ] フィリアート FIRRIATO 所在地: Contrada Verzella 95012, Castiglione di Sicilia (CT) 電話番号: +39 0942 986182 ワイナリーの Web サイト(英語): FIRRIATO ※日本語も用意されていますが翻訳は不自然...。 宿泊した施設の Web サイト(英語): Cavanera Etna ** 2016/10/14, 15 ** --- おまけ。 ワイナリーで購入したオリーブオイルがおいしすぎる件。 ![]() このオイルが主役のようなサラダを数回作りました。 ◎関連ページ ◇これまでにアップしたシチリアのあれこれ ・トラットリア・ラ・カーザリンガ (Trattoria la Casalinga) / ミラッツォ ・Osteria dei Vespri / パレルモ ・Ristorantino Via Vaccari / マルサラ ・シチリアのワイナリー、ドンナフガータに行ってきました! ・I Banchi (イバンキ) / ラグーサ ・初めてのカターニアで家(宿)飲み。 ・オステリア・アンティカ・マリーナ (Osteria Antica Marina) / カターニア ◇こんちゃんのブログ ・シチリア旅行記---シチリアってこんな場所!その2---(Vol.3) お姉さん、元気かな。(´ω`*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.10.12 09:23:54
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