テーマ:暮らしを楽しむ(383667)
カテゴリ:習い事
昨日は「かな書道教室」の日。とても暖かでした。教室に入ると25℃の暖房が入っていたけれど、途中で暑くなって、電源を切ったくらい。
三月中旬に、書道会の方の作品展と、このコミュニティセンターの展覧会がほぼ同時期にあるので、作品を二つ作らないといけなかったの。 書道会の方は、35cm×45cmの画仙紙に、大字の雰囲気で「大伴家持」の歌を書きました。一体何枚書いたことか。 昨日は、持っていった5枚をホワイトボードに並べて貼って、その中から選んでいただきました。 今回は、だいぶほめられたので、うれしかったです。 そのうち掛け軸になって展示されるので、楽しみ。 センターの展示会には、高野切の臨書を提出。こちらは前回選んでいただいていたので、提出するだけ。 ほっとしました。競書に提出するものもいつも通りたくさん書いてもっていき、添削してもらいましたよ。 自分の番が終わったら、もうルンルン気分。気楽に「次の作品展は、誰のどんな和歌にしようかなぁ・・・」と考えていました。決めているのは、「来年は綺麗な色、模様の紙に書こう!!」ということだけでしたからね。 せっかくだから、今回の和歌を選ぶまでに、気になっていた和歌をもう一度見直したら、いいのを発見!! 「建礼門院右京大夫(けんれいもんいん うきょうのだいぶ)」という人の、 月をこそ ながめなりしか 星の夜の 深きあはれを 今宵知りぬる です。 一体どんな人生を送った人なのか、調べ始めたらびっくり。あらまぁ、平家の全盛時代から没落までを、恋と悲哀で生きぬいた人だった・・・ どんどん引き込まれていき、忘れないようにと、こんなのを書き始めました。 昨夜は、ここまでで、寝ました。 昨年から書いていたノートが終わったので、また新しく「作品展用覚書」ノートを準備したのですよ。 今朝は、起きてすぐに昨夜の続き。 今、15ページ分書き終わったところですが、まだまだ。私が書きたい歌のところまで行きついていません。単なる技巧の恋の歌ではなくて、本当につらい、恋しい思いを歌い上げているので、胸にせまってきます。 そうそう、昨夜がまんできず、ア〇ゾンでこの本を注文 届くのが楽しみです。 ではおまけ。 昨日書道教室の帰りに寄ったスーパーで買ったお弁当。598円でしたが、このシャケがでっかくて美味しくて、最高でした。たまには買ったお弁当もいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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いつものように勉強熱心ですね。真似できないことです。
私も買って食べたり外食もほとんどしないので、ひと月に駅弁を一個ずつ買って食べてみようかと 思うだけで実行できずにいます。(笑) (2018.02.25 12:37:40)
この建礼門院右京大夫という人のことは、全く知らなかったのですよ。今からちょうど800年くらい前の恋物語。右京大夫がひたすら資盛さんのことを思って苦しんで悲しんで、その死後には懐かしく思い出したり・・・
まさか平家物語の世界と重なっていようとは思いませんでした。 私の専門は、それより少し前、平安時代の文学で、卒論は「落窪物語」。こちらの主人公のお姫様は、右近の少々に愛されて幸せになれましたけれど、右京大夫さんは、ちょっと気の毒です。 (2018.02.25 12:54:33)
こだわりのKororinさん。
よくもまあまあそれだけ深く突っ込めるものです。 感心するのみ。 私なら通り一遍で、ああそう、で終りです。 きっとKororinさんのアタマの中はシワが他人の 2倍も3倍もあることでしょう。 建礼門院は名前だけは高校時代に学んで知ってる 程度です。ただそれだけ・・・ (2018.02.25 13:32:15)
scotchケンさんへ
まあ、ブログには、自分の好きなことばかり書いていますからね。自然と熱が入ります。 特に中古文学のあたりは、ツボですから。 好きな筆ペンも使って、楽しんでいます。 (2018.02.25 19:38:21)
建礼門院はなぜか私は知っていました。
歌人で「建礼門院右京大夫集」がありますね。 ところで知っていたとはいえ私はすっと 「けんれいもんいんうきょうだゆう」と思いこんでいたのですが 改めて検索してみたら「けんれいもんいんうきょうのだいぶ」 なんですね!大夫を太夫と思ってしまってました! 間違いがわかってよかったです。 確か壇ノ浦の戦いの時、入水自殺をしたけど 助けられちゃった人だと思いますが・・・ (2018.02.28 01:12:25)
アラネアさんへ
そうそう、建礼門院は高倉天皇の奥さんになった人で、清盛の娘。NHK大河の「新・平家物語」では、佐久間良子さんが演じていらっしゃいました。平家関連の人名を見ると、どうも、この「新・平家」の時のキャストが思い浮かんでしまいます。 「以仁王」と聞くと、北大路欣也さん、「時子」と聞けば中村玉緒さん、気の毒な源義朝といえば木村功さん・・・という感じ。それだけ、熱心に見ていたということでしょうね。 で、まったく記憶に残っていなかったのだけど、今見たら「新・平家」に建礼門院右京大夫が出ていたのですねー。演じた人は北川美佳さん。三船敏郎さんの内縁関係の人。顔が浮かばない。 建礼門院右京大夫は、建礼門院に仕えたときの名前で、その後すぐに里に下がり、ひたすら資盛とのことで思い悩み、苦しみます。資盛の死を知って本当に悲しかったことでしょう。 39才のときに後鳥羽天皇に仕えることになったので、その時の役職の方が長かったはずなのですが、77才のときに藤原定家から歌人としての名前をどうするか尋ねられて「建礼門院右京大夫でお願いします」と返事をしたそうなので、その当時への思いが強かったのでしょうね。 (2018.02.28 08:42:19) |
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