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テーマ:認知症と向き合って(87)
カテゴリ:知っておきたい認知症・らくらく介護
知っておきたい認知症(1) 正しい理解で前向き対応
厚生労働省研究班の推計によれば、2012年時点の日本の認知症高齢者数は462万人、認知症予備軍が約400万人です。認知症高齢者のひとり暮らし世帯が増加し、認知症の人が認知症の人を介護する「認認介護」が現実としての問題になるなど、認知症の問題が身近に感じられるようになりました。 全国に家族会 筆者が認知症にかかわったのは1981年で、認知症の人と家族の会神奈川県支部の発足準備に参加したことがきっかけでした。 当時は認知症に対する社会的関心は極めて低く、デイサービス、ホームヘルプサービス、ショートステイなどの介護サービスは全くありませんでした。特別養護老人ホームでは認知症があると入所させてくれず、行政には、認知症の相談窓口すらありませんでした。 そのような状況の中で1980年1月、京都で「せめて認知症の介護家族同士が、互いに慰め合い、励まし合おう」と、「認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)」が発足しました。 この動きが全国に燎原(りょうげん)の火のごとく広がって、都道府県ごとに支部が次々と結成されていきました。現在では47都道府県すべてに支部があります。 当時、認知症の問題がこれほど大きな問題になるとは想像できませんでした。身内に認知症の人がいると話しただけで、「身内の恥を世間にさらした」と非難されたほどです。 それでも、家族の会の会員は自らの介護体験を語り続けてきました。勇気ある行動でした。 一人ひとりが 家族の会は、家族同士の話し合いの場である「つどい」や「電話相談」、「会報」などの基本的な活動だけではなく、国や地方自治体などへ要望書を提出するなど、社会的な支援の輪を拡大する活動も積極的に行ってきました。 介護家族の気持ちに根差した地道な活動が、社会の関心を高め、必要な福祉サービスを充実させてきました。 今日では、自分自身が認知症になるかならないかは別として、家族も含めれば認知症は私たち一人ひとりの問題になってきているのは間違いありません。 多くの人が持っている認知症のイメージは、「自分が自分でなくなる」という恐怖感、家族に大きな負担をかけるという遠慮、治療困難な進行性の病気であるという絶望感―などではないでしょうか。 ▽認知症を正しく理解する▽疑いが出てきたら早期診断・早期治療を受ける▽介護負担を軽くするため介護サービスを積極的に利用する▽専門職や介護体験者などと交流するーなど、前向きに対応することにより、介護の混乱が軽くなり、認知症の人の状態も落ち着くことは、筆者の経験からはっきり言えます。 この連載では、認知症の人の世界を理解することを中心として、認知症に関するさまざまな問題を幅広く取り上げていくつもりです。 杉山孝博(川崎幸クリニック院長) すぎやま・たかひろ=内科医。認知症の人と家族の会全国本部副代表理事、神奈川県支部代表。著書『家族が認知症になったら読む本』、監修『認知症ケア解決ブック』など 認知症の人と家族の会(本部)連絡先 電話:075(811)8195、ファクス075(811)8188 フリーダイヤル電話相談(祝日除く月~金:午前10時~午後3時)電話:0l20(294)456 ※同会のホームページに全国の支部の連絡先が載っています。 「しんぶん赤旗」日曜版 2014年11月9日付掲載 確かに、1980年代は「認知症」って言葉はなく、「ボケ老人」ってことで片づけられ、病気の一つと認識されていませんでしたネ。 その後研究も進み、「痴呆症」と言う名前から「認知症」に変わり現在に至ります。 その間の涙ぐましい努力があったのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月23日 22時01分59秒
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