志望校はだれが選ぶのか
秋の足音はまだ遠いのでしょうか。この時期塾の面談も結構行われているのではないでしょうか私もこれまでにかなりの数の面談をこなしてきました。そして、今日、ある親御さんから大手塾の面談結果について相談を受けました。今まで様々なデータを並べての面談だったようですその中で大手の塾さんのおっしゃった『9,10,11月の模試の結果を見て志望校は決めます』この言葉実に気になりませんか???これは取りようによっては『塾がデーターで、より確実な志望校を決めますので』と言っているのと同じです志望校というのはだれが決めるものなのでしょうか当然、親御さんと本人です。その希望にかなうように全力でサポートアドバイスするのが私の仕事です。その際、データがどれほどの役に立つのでしょうか?日頃教えている感触こそが最もものをいうと思いますその子がどういう特性を持ち、どういうところが長所で、どこに欠点があるのか。データーの向こう側にあるものがより大事なのです数字を追っても良い結果は得られません。私はデーターはほとんど信用しません。そんなものを眺めている暇があるならこの子が志望校に合格するためになにをすべきかに時間を使います。ワタリ イヌヤ